統計モデルを使ったタバコ対策の評価

日本語動画のURL:https://youtu.be/eB3wb4_mveA

米国国立がん研究所(NCI)が制作した動画に、一社)日本癌医療翻訳アソシエイツ(JAMT/ジャムティ)が日本語字幕を付けたものです。
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本ビデオでは、Eric Rocky Feuer医師が、同僚らと共にNCIの支援のもと、統計学的モデルを使用してタバコ対策の影響を評価した研究について論じている。医師らによれば、20世紀のタバコ対策に関する各プログラムや政策の結果、1975年から2000年までに79万5千人以上の肺がん死を防げたことが判明した。 この分析によれば、喫煙と健康についての最初の局長報告(1964年)が発表された後に、米国における喫煙が完全に無くなっていれば、その後の36年間で通算250万人が肺がん死を免れることが出来たであろうという。詳しくはこちらのページをご覧ください。
http://go.usa.gov/Ppt
 
【訳注】
02:20から画面に以下の情報が表示されています。
「全米肺がん検診臨床試験(NLST: National Lung Screening Trial)の結果、低線量ヘリカルCT検診は胸部X線検診に比較して、重喫煙者の肺癌死亡を20%減少させることが示された」
 
【この字幕版は、一般社団法人オンコロジー教育推進プロジェクトの”マイ・オンコロジー・ドリーム”助成金により日本癌医療翻訳アソシエイツが作成しました。】
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日本語版公開日

翻訳担当者 岡田章代

字幕指導寺田真由美

監修 久保田馨(化学療法科/日本医科大学付属病院)

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