リンパ腫
治験薬Umbralisib単剤投与が再発緩徐進行型リンパ腫に有効
2019年4月15日
MDアンダーソンの第2相試験が、辺縁帯リンパ腫に対するumbralisibの良好な忍容性と高い奏効率を示す 治験薬umbralisib[ウムブラリシブ]は、再発した辺縁帯リンパ腫患者の有効な治療となることがテキサス大学MDアンダーソンがんセ
FDAが非ホジキンリンパ腫にrituximab-abbsを承認
2018年12月23日
2018年11月28日、米国食品医薬品局(FDA)は、CD20陽性B細胞非ホジキンリンパ腫(NHL)の患者に対して、リツキシマブ(商品名:リツキサン、Genentech Inc.社)の初のバイオシミラー(バイオ後続品)としてrituxima
CAR-T療法を受けたリンパ腫(DLBCL)患者の半数以上が2年後も生存
2018年12月14日
ZUMA-1試験とは別に行われたリアルワールドデータに基づく研究において同様の結果が報告される びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)に関する第1/2相多施設共同試験に参加した患者における試験終了後の状態について解析したところ、「ax
FDAが2種類のリンパ腫にブレンツキシマブ ベドチンを承認
2018年11月29日
2018年11月16日、米国食品医薬品局は未治療の全身性未分化大細胞リンパ腫(sALCL)または、血管免疫芽球性T細胞リンパ腫および非特定型末梢性T細胞リンパ腫(PTCL)を含むCD30陽性PTCL に化学療法を併用する形でのブレンツキシマ
CAR-T細胞:患者の免疫細胞を遺伝子操作してがんを治療する
2018年10月29日
米国国立がん研究所(NCI) 何年もの間、がん治療の基本は外科手術、化学療法、放射線療法であった。ここ20年の間に、イマチニブ(グリベック)やトラスツズマブ(ハーセプチン)などの分子標的薬治療薬(主にがん細胞内に存在する特定の分子変化を狙い
免疫系の賦活による緩徐進行性リンパ腫の縮小
2018年10月18日
緩徐進行性(低悪性度)B細胞性リンパ腫患者に対して、低線量の放射線と免疫賦活化合物を併用する小規模臨床試験が行われた。この臨床試験において、大多数の患者で腫瘍の縮小が認められた。 臨床試験ではSD-101という化合物を用いたin situワ
FDAが非ホジキンリンパ腫にモガムリズマブを承認
2018年8月27日
速報 米国食品医薬品局(FDA)は本日、1種類以上の全身療法実施後の再発または難治性の菌状息肉症(MF)またはセザリー症候群(SS)の成人患者に対し、モガムリズマブ(mogamulizumab、商品名:ポテリジオ)点滴静注を承認した。本承認
FDA が再発・難治性B細胞リンパ腫(PMBCL)にペムブロリズマブを承認
2018年6月21日
2018年6月13日、米国食品医薬品局は、難治性PMBCL(原発性縦隔大細胞型B細胞リンパ腫)または2種類以上の治療後、再発が認められたPMBCLを有する成人および小児患者に対する治療薬としてペムブロリズマブ(商品名:キイトルーダ、Merc
FDAがB細胞リンパ腫(DLBCL)にCAR-T療法薬tisagenlecleucelを承認
2018年5月17日
2018年5月1日、米国食品医薬品局(FDA)は、2回以上の全身療法後にびまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)、特定不能の高悪性度B細胞リンパ腫および濾胞性リンパ腫から発生したDLBCLなどの再発または難治性の大細胞型B細胞リンパ腫を
発症頻度の最も高いリンパ腫の分子分類を改訂
2018年5月7日
NCI(米国国立がん研究所)プレスリリース 新たな研究で、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)の遺伝子サブタイプが同定され、このリンパ腫の患者のなかに治療への反応を示す者と示さない者がいる理由の解明が進みそうだ。米国国立衛生研究所(
乳房インプラント関連の未分化大細胞リンパ腫(BIA-ALCL)
2018年4月6日
米国食品医薬品局(FDA)>医療機器 乳房インプラントの移植を受けた人(*乳房再建術を含む)は乳房インプラント関連の未分化大細胞リンパ腫(BIA-ALCL)が発症するリスクがある。BIA-ALCLは乳がんではなく、非ホジキンリンパ腫(免疫系
FDAがCD30陽性ホジキンリンパ腫の初回治療にブレンツキシマブベドチンを拡大承認
2018年4月2日
速報 米国食品医薬品局(FDA)は本日、未治療のステージ3または4の古典的ホジキンリンパ腫(cHL)の成人患者を、ブレンツキシマブベドチン(商品名:アドセトリス)を化学療法と併用して治療することを承認した。 「今
鼻性NK/T細胞リンパ腫に対する放射線療法と化学療法の併用
2018年2月22日
MDアンダーソン OncoLog 2018年1月号(Volume 63 / Issue 1) Oncologとは、米国MDアンダーソンがんセンターが発行する最新の癌研究とケアについてのオンラインおよび紙媒体の月刊情報誌です。最新号URL
ドナー幹細胞移植後の再発血液腫瘍への免疫療法薬ニボルマブ
2018年1月9日
【米国血液学会(ASH)2017】 免疫チェックポイント阻害薬として知られる免疫療法薬は、ドナー幹細胞移植後に再発した血液悪性腫瘍患者にかなり有望であることが示されている。これらの患者を対象に行われた、免疫治療薬の一つであるニボルマブの最初
第2相CAR-T試験、追跡期間15カ月時点で有意な寛解率
2018年1月9日
【米国血液学会(ASH)2017】 今般承認されたCD19を標的としたキメラ抗原受容体発現T細胞療法(CAR-T療法)に関する試験で、進行の早い大細胞型B細胞リンパ腫患者の42%が、axi-cel(axicabtagene ciloleuc
小児、若年ホジキンリンパ腫サバイバーでは心血管疾患リスクが上昇
2017年12月16日
ホジキンリンパ腫サバイバーの重度の心血管イベントリスクの上昇は放射線治療歴と関連 Lancet Oncology誌の最新号で発表された解析によると、小児、青年期および若年成人のホジキンリンパ腫サバイバーは、対応する対照集団と比
FDAが皮膚未分化大細胞リンパ腫にブレンツキシマブ・ベドチンを承認
2017年12月12日
2017年11月9日、米国食品医薬品局(FDA)は、全身療法を受けたことのある原発性皮膚未分化大細胞リンパ腫(pcALCL)またはCD30陽性菌状息肉腫(MF)の成人患者の治療に、ブレンツキシマブ・ベドチン(商品名:アドセトリス、Seatt
FDAがマントル細胞リンパ腫にアカラブルチニブを迅速承認
2017年11月8日
米国食品医薬品局(FDA)は2017年10月31日、1回以上の治療歴のある成人のマントル細胞リンパ腫患者の治療薬として、acalabrutinib[アカラブルチニブ](商品名:Calquence、アストラゼネカ社およびAcerta Phar
FDAが成人マントル細胞リンパ腫にacalabrutinibを迅速承認
2017年11月1日
本日、米国食品医薬品局(FDA)は、1つ以上の治療を受けた成人マントル細胞リンパ腫の治療薬として、Calquence (acalabrutinib)[アカラブルチニブ](1日2回服用の経口薬)を迅速承認した。 本日の承認は、一つ以上の治療を
濾胞性リンパ腫治療の新時代
2017年10月20日
MDアンダーソン OncoLog 2017年9月号(Volume 62 / Issue 9) Oncologとは、米国MDアンダーソンがんセンターが発行する最新の癌研究とケアについてのオンラインおよび紙媒体の月刊情報誌です。最新号URL
FDAがCAR-T細胞療法Yescartaを成人大細胞型B細胞リンパ腫に承認
2017年10月19日
Yescartaは、米国で承認された二つ目の遺伝子治療製品である。 米国食品医薬品局(FDA)は本日、Yescarta(axicabtagene ciloleucel)を、別の治療を少なくとも2つ受けたが奏効しなかった、もしくは治療後に再燃
FDAが再発濾胞性リンパ腫の成人患者にcopanlisibを承認
2017年9月20日
米国食品医薬品局(FDA)は本日、2つ以上の全身化学療法による前治療歴がある再発濾胞性リンパ腫を有する成人患者の治療に、copanlisib(商品名:Aliqopa)を迅速承認した。 FDAのOncology Center o
B細胞性腫瘍向けに、キメラ抗原受容体を用いたナチュラルキラー細胞療法
2017年6月16日
MDアンダーソン OncoLog 2017年5月号(Volume 62 / Issue 5-6) Oncologとは、米国MDアンダーソンがんセンターが発行する最新の癌研究とケアについてのオンラインおよび紙媒体の月刊情報誌です。最新号UR
フォロデシン塩酸塩が難治性リンパ腫治療薬として日本で承認
2017年5月26日
日本は、アルバート・アインシュタイン医科大学が研究開発したリンパ腫治療薬の最初の承認国となった。これは、アインシュタイン医科大学が認可を受けた薬剤として、患者への使用を承認された最初の薬剤となる。 新しい経口薬フォロデシン塩酸