リンパ腫

MDA研究ハイライト2022/08/24【1】リンパ腫の画像

MDA研究ハイライト2022/08/24【1】リンパ腫

初発大細胞型B細胞リンパ腫に化学療法前の標的治療が有望 この数十年にわたり、初発びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)患者は化学免疫療法のみで治療されてきたが、奏効しないか再発を経験した患者が多くいた。Jason Westin医師が主
FDAが大細胞型B細胞リンパ腫の二次治療にリソカブタゲン マラルユーセルを承認の画像

FDAが大細胞型B細胞リンパ腫の二次治療にリソカブタゲン マラルユーセルを承認

2022年6月24日、米国食品医薬品局(FDA)は、lisocabtagene maraleucel[リソカブタゲンマラルユーセル](販売名:Breyanzi[ブレヤンジ]、 Juno Therapeutics社 )を、一次化学免疫療法に不
MDA研究ハイライト:欧州血液学会(EHA22)発表【3】リンパ腫ほかの画像

MDA研究ハイライト:欧州血液学会(EHA22)発表【3】リンパ腫ほか

7)貧血を伴う骨髄線維症の治療歴のある患者にしばしば見られる合併症をモメロチニブが改善(アブストラクト番号:S195) 骨髄線維症(MF)患者は、しばしば脾臓の腫大、炎症性症状、骨髄線維化による貧血を発症する。通常、患者はJAK阻害剤による
マントル細胞リンパ腫高齢患者にイブルチニブ追加は無増悪生存を50%改善の画像

マントル細胞リンパ腫高齢患者にイブルチニブ追加は無増悪生存を50%改善

ASCOの見解 「高齢者は一般的に臨床試験に参加する機会が少ないです。強力化学療法、標的薬剤、移植などのリンパ腫治療の中には、高齢者では毒性が強すぎるため治療の選択肢として不適当なものもあります。マントル細胞リンパ腫の患者は高齢であることが
FDAが再発または難治性の濾胞性リンパ腫にチサゲンレクルユーセルを承認の画像

FDAが再発または難治性の濾胞性リンパ腫にチサゲンレクルユーセルを承認

2022年5月27日、米国食品医薬品局(FDA)は二次治療もしくはそれ以降の治療で全身療法を受けた再発または難治性の濾胞性リンパ腫(FL)成人患者に対し、チサゲンレクルユーセル(販売名:Kymriah[キムリア]、Novartis Phar
バイスペシフィック抗体とNK細胞の複合療法がリンパ腫患者に高率で奏効の画像

バイスペシフィック抗体とNK細胞の複合療法がリンパ腫患者に高率で奏効

MDアンダーソン主導の本試験は、CD30陽性リンパ腫に対してAffimed社のAFM13とNK細胞を用いた初の臨床試験となる 再発および難治性のCD30陽性リンパ腫患者において、臍帯血由来のナチュラルキラー(NK)細胞と、AFM13として知
骨髄移植における生存率向上の一方で晩期死亡率への懸念の画像

骨髄移植における生存率向上の一方で晩期死亡率への懸念

 本人の細胞を使った骨髄移植を受けた患者の平均寿命は一般の人に比べて短いことが、アラバマ大学バーミンガム校Institute for Cancer Outcomes and Survivorshipの責任者でオニール総合がんセンターの上級研
FDAがリンパ腫(LBCL)の二次治療にアキシカブタゲン シロルユーセルを承認の画像

FDAがリンパ腫(LBCL)の二次治療にアキシカブタゲン シロルユーセルを承認

2022年4月1日、米国食品医薬品局(FDA)は、初回化学免疫療法に対して抵抗性または初回化学免疫療法後12カ月以内に再発した大細胞型B細胞リンパ腫(LBCL)の成人患者に対して、アキシカブタゲン シロルユーセル(販売名:Yescarta[
axi-celは高リスクリンパ腫の初回治療として有効の画像

axi-celは高リスクリンパ腫の初回治療として有効

MDアンダーソン主導の試験により、高リスク大細胞型B細胞リンパ腫(LBCL)に対するCAR-T細胞療法を用いた初回治療が初めて評価される 2022年3月21日 MDアンダーソン ニュースリリース アキシカブタゲン シロルユーセル[axica
非ホジキンリンパ腫にCAR-T細胞療法をより早期段階で使用すべきかの画像

非ホジキンリンパ腫にCAR-T細胞療法をより早期段階で使用すべきか

免疫療法の一種であるCAR-T細胞療法は、血液腫瘍である非ホジキンリンパ腫(non-Hodgkin lymphoma:NHL)患者の一部の治療に使用されることが多くなっている。しかし現在のところ、CAR-T細胞療法は、患者がすでに数種類の治
原発性マクログロブリン血症の再発にベネトクラクスが有望な可能性の画像

原発性マクログロブリン血症の再発にベネトクラクスが有望な可能性

ベネトクラクス(販売名:ベネクレクスタ)は、原発性マクログロブリン血症に対して高い有効性および安全性を示す経口治療薬になると研究主任らは語る。 現在承認されている唯一の薬剤クラスに属する治療薬が効かない原発性マクログロブリン血症の患者に対し
axi-celによるCAR-T細胞療法が高リスクリンパ腫に継続的な奏効をもたらすの画像

axi-celによるCAR-T細胞療法が高リスクリンパ腫に継続的な奏効をもたらす

MDアンダーソンの試験結果が米国血液学会で発表された。 アブストラクト 93、739、 2 アキシカブタゲン シロルユーセル[axicabtagene ciloleucel](販売名:イエスカルタ、略称:axi-cel)というキメラ抗原受容
イブルチニブは、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫60歳以下患者の生存を改善の画像

イブルチニブは、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫60歳以下患者の生存を改善

【米国米国国立がん研究所(NCI)プレスリリース】 分子標的薬であるイブルチニブ(販売名:イムブルビカ)を標準的な化学療法レジメンと併用することによって、あるタイプのびまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)の比較的若い患者の生存期間が改
FDAが再発または難治性の辺縁帯リンパ腫にザヌブルチニブを迅速承認の画像

FDAが再発または難治性の辺縁帯リンパ腫にザヌブルチニブを迅速承認

2021年9月14日、米国食品医薬品局(FDA)は、過去に1種類以上の抗CD20ベースのレジメンを受けた再発または難治性の辺縁帯リンパ腫(MZL)の成人患者に対して、ザヌブルチニブ(商品名:Brukinsa、BeiGene社)を迅速承認した
ブレンツキシマブが若年ホジキンリンパ腫の放射線療法による被曝量を減らす可能性の画像

ブレンツキシマブが若年ホジキンリンパ腫の放射線療法による被曝量を減らす可能性

ホジキンリンパ腫の小児および10代の一部の患者では、進行がんに対する放射線療法の必要性を減らす、またはなくすことができるかもしれない。 新たな試験では、小児および10代の高リスクホジキンリンパ腫患者に対する初回化学療法として、化学療法剤の1
FDAが大細胞型B細胞リンパ腫にloncastuximab tesirineを承認の画像

FDAが大細胞型B細胞リンパ腫にloncastuximab tesirineを承認

2021年4月23日、米国食品医薬品局(FDA)は、2ライン以上の全身療法を終了した再発または難治性の大細胞型B細胞リンパ腫の成人患者にCD19を標的とした抗体とアルキル化剤の複合体製剤である loncastuximab tesirine(
コパンリシブとリツキシマブ併用療法によりリンパ腫の進行/死亡がほぼ半分に減少の画像

コパンリシブとリツキシマブ併用療法によりリンパ腫の進行/死亡がほぼ半分に減少

再発低悪性度非ホジキンリンパ腫患者へのコパンリシブ(販売名:アリコパ)とリツキシマブの併用療法は、プラセボとリツキシマブの併用療法と比較して病勢進行または死亡のリスクを48%減少させるとの第3相試験CHRONOS-3のデータが、4月10日~
低悪性度濾胞性リンパ腫に対するCAR‐T細胞療法、承認後初めてダナファーバーが提供を開始の画像

低悪性度濾胞性リンパ腫に対するCAR‐T細胞療法、承認後初めてダナファーバーが提供を開始

axi-celが進行の遅いリンパ腫患者に長期的な寛解をもたらすことが示された。 米国食品医薬品局(FDA)が低悪性度濾胞性リンパ腫(進行の遅い非ホジキンリンパ腫)に初のCAR-T細胞療法を承認したことは、再発または難治性の患者にとって重要な
FDAが再発/難治性濾胞性リンパ腫にアキシカブタゲン シロルユーセルを承認の画像

FDAが再発/難治性濾胞性リンパ腫にアキシカブタゲン シロルユーセルを承認

2021年3月5日、米国食品医薬品局(FDA)が、2種類以上の全身治療歴を有する再発または難治性濾胞性リンパ腫(FL)の成人患者に対して、axicabtagene ciloleucel[アキシカブタゲン シロルユーセル](販売名:イエスカル
FDAが再発・難治性大細胞型B細胞リンパ腫にlisocabtagene maraleucelを承認の画像

FDAが再発・難治性大細胞型B細胞リンパ腫にlisocabtagene maraleucelを承認

速報 2021年2月5日 米国食品医薬品局(FDA)は、2種類以上の全身治療を受けたが効果を得られないか再発がみられる大細胞型B細胞リンパ腫の成人患者に対して細胞をベースとした遺伝子治療薬、lisocabtagene maraleucel(
B細胞枯渇療法を受けたリンパ腫患者はCOVID-19転帰不良の可能性の画像

B細胞枯渇療法を受けたリンパ腫患者はCOVID-19転帰不良の可能性

重症COVID-19(新型コロナウイルス感染症) で入院したリンパ腫患者のうち、過去12カ月以内にB細胞枯渇療法を受けた患者では、入院期間長期化と死亡リスクの上昇がみられた。この結果は、2月3-5日に開催されたAACRバーチャル会議「 CO
FDAが辺縁帯/濾胞性リンパ腫にウムブラリシブを承認の画像

FDAが辺縁帯/濾胞性リンパ腫にウムブラリシブを承認

2021年2月5日、米国食品医薬品局(FDA)は、PI3Kデルタおよびカゼインキナーゼ(CK)1イプシロンを含むキナーゼ阻害剤であるウムブラリシブ(販売名:Ukoniq、TG Therapeutics 社)を以下の適応に迅速承認した。 ・抗
FDAが小児と若年成人の再発/難治性未分化大細胞型リンパ腫にクリゾチニブを承認の画像

FDAが小児と若年成人の再発/難治性未分化大細胞型リンパ腫にクリゾチニブを承認

2021年1月14日、米国食品医薬品局(FDA)は、1歳以上の小児および若年成人の再発/難治性ALK陽性全身性未分化大細胞リンパ腫(ALCL)患者に対し、クリゾチニブ(販売名:ザーコリ、Pfizer Inc.社)を承認した。成人の再発/難治
CAR-T細胞療法は高リスク大細胞型B細胞リンパ腫の一次治療として有望の画像

CAR-T細胞療法は高リスク大細胞型B細胞リンパ腫の一次治療として有望

ZUMA-12試験:高リスク大細胞型B細胞リンパ腫(LBCL)に対する一次治療としてアクシセル(axi-cel)を評価する初の試験 アブストラクト405 自己抗CD19キメラ抗原受容体(CAR)T細胞療法であるアクシセルが、新規かつ効果的な