血液腫瘍

マントル細胞リンパ腫に承認された初のCAR-T細胞療法を実施の画像

マントル細胞リンパ腫に承認された初のCAR-T細胞療法を実施

・臨床試験によると、CAR T細胞療法により患者の62%に完全奏効が認められた。 ・同療法は、再発または治療抵抗性のマントル細胞リンパ腫に対する現行の標準治療である。 2020年7月24日、米国食品医薬品局(FDA)は、マントル細胞リンパ腫
FDAが多発性骨髄腫にベランタマブ・マフォドチンを承認の画像

FDAが多発性骨髄腫にベランタマブ・マフォドチンを承認

2020年8月5日、米国食品医薬品局(FDA)は、抗CD38モノクローナル抗体、プロテアソーム阻害薬、免疫調節薬を含む4レジメン以上の治療歴のある再発または難治性多発性骨髄腫の成人患者を対象に、ベランタマブ・マフォドチン(販売名:Blenr
FDAがびまん性大細胞型B細胞リンパ腫にタファシタマブを迅速承認の画像

FDAがびまん性大細胞型B細胞リンパ腫にタファシタマブを迅速承認

2020年7月31日、米国食品医薬品局(FDA)は、再発・難治性のびまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)に対して、レナリドミドとの併用でtafasitamab[タファシタマブ](販売名:MONJUVI、MorphoSys US Inc
FDAが再発・難治性マントル細胞リンパ腫にbrexucabtagene autoleucelを承認の画像

FDAが再発・難治性マントル細胞リンパ腫にbrexucabtagene autoleucelを承認

2020年7月24日、食品医薬品局(FDA)は、再発または難治性マントル細胞リンパ腫(MCL)の成人患者を対象としたCD19指向性遺伝子改変自己T細胞免疫療法であるbrexucabtagene autoleucel(販売名:TECARTUS
FDAが再発・難治性リンパ腫に初のCAR-T細胞療法薬を承認の画像

FDAが再発・難治性リンパ腫に初のCAR-T細胞療法薬を承認

2020年7月25日、米国食品医薬品局(FDA)は、マントル細胞リンパ腫(MCL)と診断された成人患者で、他の治療法で奏効が認められなかった患者または再発した患者の治療として、細胞ベースの遺伝子治療brexucabtagene autole
リツキシマブを加えた治療法が高悪性度B細胞リンパ腫の若齢患者に有効の画像

リツキシマブを加えた治療法が高悪性度B細胞リンパ腫の若齢患者に有効

最近の研究結果により、バーキットリンパ腫などの増殖が速いB細胞非ホジキンリンパ腫と新たに診断された小児および若年成人の治療基準が確立された。  同研究ではリツキシマブ(リツキサン、Truxima[トルキシマ])を標準化学療法に追加し、小児お
FDAが骨髄異形成症候群にデシタビンとセダズリジンの経口配合剤を承認の画像

FDAが骨髄異形成症候群にデシタビンとセダズリジンの経口配合剤を承認

2020年7月7日、米国食品医薬品局(FDA)は、以下の条件を満たす骨髄異形成症候群(MDS)の成人患者に対して、デシタビン[decitabine]とセダズリジン[cedazuridine]の経口配合剤(販売名:INQOVI、Astex P
FDAが再発・難治性びまん性大細胞型B細胞リンパ腫にselinexorを承認の画像

FDAが再発・難治性びまん性大細胞型B細胞リンパ腫にselinexorを承認

2020年6月22日、米国食品医薬品局(FDA)は、再発または難治性びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)の成人患者(濾胞性リンパ腫から生じたDLBCLを含み、それ以外は特定されない)を対象に、selinexor[セリネクソール](販
バーキットリンパ腫成人患者に毒性の低い用量調整EPOCH-R療法の画像

バーキットリンパ腫成人患者に毒性の低い用量調整EPOCH-R療法

バーキットリンパ腫成人患者に対し、すべての年齢群かつHIV感染状況を問わず、標準的な用量強化化学療法より毒性の低い代替治療レジメンが高い有効性を示すことが新たな研究により明らかになった。用量調整(DA)EPOCH-R(エトポシド、プレドニゾ
FDAが小児のCD33陽性、急性骨髄性白血病にゲムツズマブオゾガマイシンを承認の画像

FDAが小児のCD33陽性、急性骨髄性白血病にゲムツズマブオゾガマイシンを承認

2020年6月16日、米国食品医薬品局(FDA)は、ゲムツズマブオゾガマイシン(販売名:マイロターグ、Wyeth Pharmaceuticals LLC)の適応を拡大し、新たにCD33陽性急性骨髄性白血病(AML)と診断された生後1カ月以上
FDAが濾胞性リンパ腫にタゼメトスタットを迅速承認の画像

FDAが濾胞性リンパ腫にタゼメトスタットを迅速承認

2020年6月18日、米国食品医薬品局(FDA)は再発・難治性濾胞性リンパ腫の成人患者に対し、EZH2阻害薬tazemetostat[タゼメトスタット](TAZVERIK、Epizyme, Inc.社)を迅速承認した。FDAに認可された検査
ルキソリチニブが一部の移植片対宿主病患者に有用の画像

ルキソリチニブが一部の移植片対宿主病患者に有用

造血幹細胞移植を受けて数カ月以内に移植片対宿主病(GVHD)を発症し、ステロイドに反応しなかった血液のがんを有する患者は、他の治療法よりもルキソリチニブ(ジャカビ)に反応する可能性が高いことが、大規模臨床試験の結果により明らかになった。 こ
ダナファーバー、ASCO2020にて主要研究を発表の画像

ダナファーバー、ASCO2020にて主要研究を発表

ダナファーバーがん研究所の研究者らが、2020年米国臨床腫瘍学会(ASCO)年次総会で多くの研究発表を行う。これらの研究は、5月29日~31日に開催されるバーチャル科学会議の間、オンラインで発表される。ASCOは世界最大の臨床がん研究集会で
CAR-T細胞療法の臨床試験増加を目指すNCIの取り組みの画像

CAR-T細胞療法の臨床試験増加を目指すNCIの取り組み

2010年、米国国立がん研究所(NCI)の研究チームはCAR-T細胞療法と呼ばれる新しい形態のがん治療で初の研究を発表し、進行したリンパ腫の患者で治療後にがんが「劇的に退縮した」一例について詳細に報告した。翌年には、ペンシルべニア大学の研究
FDAが多発性骨髄腫にダラツムマブとヒアルロニダーゼの合剤を承認の画像

FDAが多発性骨髄腫にダラツムマブとヒアルロニダーゼの合剤を承認

2020年5月1日、FDAは、新規に診断されたか、再発・難治性の多発性骨髄腫と診断された成人患者を対象に、ダラツムマブとヒアルロニダーゼ(販売名:DARZALEX FASPRO、Janssen Biotech, Inc.社)を承認した。本剤
FDAが慢性リンパ性白血病 にイブルチニブ+リツキシマブを承認の画像

FDAが慢性リンパ性白血病 にイブルチニブ+リツキシマブを承認

2020年4月21日、米国食品医薬品局(FDA)は、慢性リンパ性白血病(CLL)または小リンパ球性リンパ腫(SLL)の成人患者の初期治療にリツキシマブとの併用療法を含めるために、イブルチニブ(販売名:IMBRUVICA、Pharmacycl
マントル細胞リンパ腫にCAR-T細胞療法が奏効の画像

マントル細胞リンパ腫にCAR-T細胞療法が奏効

93%の患者に奏効、67%が完全奏効を達成 テキサス州立大学MDアンダーソンがんセンターが率いた1年間の追跡調査により、過去の治療に耐性を持つマントル細胞リンパ腫患者の大多数にCD19標的キメラ抗原受容体(CAR)T細胞療法が有益である可能
FDAが多発性骨髄腫にイサツキシマブを承認の画像

FDAが多発性骨髄腫にイサツキシマブを承認

2020年3月2日、米国食品医薬品局(FDA)は、レナリドミドおよびプロテアソーム阻害薬などによる2回  以上の治療歴がある多発性骨髄腫の成人患者に対して、イサツキシマブ(販売名:SARCLISA、sanofi-aventis U.S.LL
白血病/リンパ腫にCD19 CAR-NK細胞療法が73%の奏効の画像

白血病/リンパ腫にCD19 CAR-NK細胞療法が73%の奏効

MDアンダーソンで開発された細胞療法は、再発・難治性血液がんに対する第1/2a相臨床試験において、大きな毒性を示さなかった。 テキサス州立大学MDアンダーソンがんセンターの第1/2a相臨床試験の結果で、CD19を標的とする臍帯血由来キメラ抗
高用量ビタミンCがリンパ腫マウスにおいて免疫療法薬の抗がん効果を増強の画像

高用量ビタミンCがリンパ腫マウスにおいて免疫療法薬の抗がん効果を増強

最近導入されたがん免疫療法は、患者の免疫系ががんを攻撃する力を引き出す。1月7日、Proceedings of the National Academy of Sciences(米国科学アカデミー紀要)電子版で公開された研究で、統括著者であ
リンパ腫治療の進展ー2019年米国血液学会(ASH)年次総会の画像

リンパ腫治療の進展ー2019年米国血液学会(ASH)年次総会

2019年米国血液学会(ASH)年次総会および展示会が12月7日から10日にフロリダ州オーランドで開催された。この総会には世界中から専門家が集まり、血液や骨髄の腫瘍などを含む血液関連疾患の治療における新たな進展について話し合う。 このポッド
CC-486維持療法が急性骨髄性白血病患者の生存期間を延長の画像

CC-486維持療法が急性骨髄性白血病患者の生存期間を延長

大規模な臨床試験によると、臨床試験薬CC-486は、血液がん急性骨髄性白血病(AML)患者の生存期間を延長する効果があることが示唆された。この試験薬はアザシチジン(販売名:ビダーザ、ブリストル・マイヤーズ スクイブ社)と関連がある。 アザシ
ブリナツモマブが再発白血病小児の転帰を改善の画像

ブリナツモマブが再発白血病小児の転帰を改善

NCIプレスリリース 臨床試験による新たな結果から、再発した高または中間リスクのB細胞性急性リンパ芽球性白血病(B-ALL)小児・若年成人患者に対する免疫療法薬ブリナツモマブによる治療が、標準的化学療法よりも効果があることが示された。ブリナ
急性リンパ性白血病小児患者は頭部放射線治療を受けなくてよいの画像

急性リンパ性白血病小児患者は頭部放射線治療を受けなくてよい

急性リンパ性白血病(ALL)小児患者は、腫瘍が脳で再発するのを予防するための放射線療法がおそらく不要であることが新たな研究でわかった。同研究によれば、腫瘍再発リスクが最も高い小児であっても放射線治療は受けなくてよい。 10年間に及ぶ臨床試験