血液腫瘍

axi-celは高リスクリンパ腫の初回治療として有効の画像

axi-celは高リスクリンパ腫の初回治療として有効

MDアンダーソン主導の試験により、高リスク大細胞型B細胞リンパ腫(LBCL)に対するCAR-T細胞療法を用いた初回治療が初めて評価される 2022年3月21日 MDアンダーソン ニュースリリース アキシカブタゲン シロルユーセル[axica
研究ハイライト2022/2/23:PIK3CA標的療法、骨髄線維症ほかの画像

研究ハイライト2022/2/23:PIK3CA標的療法、骨髄線維症ほか

CopanlisibはPIK3CA変異を有する腫瘍に有効 PIK3CAは、最も高い頻度で変異が生じるがん遺伝子であり、肝臓、乳房、大腸、卵巣、胃、脳、肺など、さまざまながん種で変異が認められている。NCI MATCH試験の一環として、Sen
FDAが再発/難治性多発性骨髄腫にciltacabtagene autoleucelを承認の画像

FDAが再発/難治性多発性骨髄腫にciltacabtagene autoleucelを承認

2022年2月28日、米国食品医薬品局(FDA)は、プロテアソーム阻害剤(PI)、免疫調節剤(IMiD)、抗CD38モノクローナル抗体を含む4種類以上の治療歴を有する再発/難治性多発性骨髄腫の成人患者の治療にciltacabtagene a
研究ハイライト2022/2/9:非小細胞肺がん、急性骨髄性白血病の画像

研究ハイライト2022/2/9:非小細胞肺がん、急性骨髄性白血病

新しい培養法により非小細胞肺がん治療の腫瘍浸潤リンパ球拡大が改善 免疫チェックポイント阻害薬は非小細胞肺がん(NSCLC)の治療を一変させたが、患者の多くが治療に反応を示さない、または病気が再発する。そのため、研究者たちは、腫瘍浸潤リンパ球
研究ハイライト2022/1/26:甲状腺がん、多発性骨髄腫の画像

研究ハイライト2022/1/26:甲状腺がん、多発性骨髄腫

新たな併用療法はBRAFV600E変異陽性の甲状腺未分化がん(ATC)に有望な治療法となる 甲状腺未分化がん(ATC)は、まれではあるが悪性度の高い疾患であり、生存期間の中央値が5カ月、1年生存率が20%である。そのため、長期の利益が得られ
非ホジキンリンパ腫にCAR-T細胞療法をより早期段階で使用すべきかの画像

非ホジキンリンパ腫にCAR-T細胞療法をより早期段階で使用すべきか

免疫療法の一種であるCAR-T細胞療法は、血液腫瘍である非ホジキンリンパ腫(non-Hodgkin lymphoma:NHL)患者の一部の治療に使用されることが多くなっている。しかし現在のところ、CAR-T細胞療法は、患者がすでに数種類の治
成人白血病(ALL)造血幹細胞移植後の生存率の改善続く-20年間研究の画像

成人白血病(ALL)造血幹細胞移植後の生存率の改善続く-20年間研究

フィラデルフィア染色体を持つ患者の予後が改善し続けている フィラデルフィア染色体を持つ急性リンパ芽球性白血病(ALL)患者において、同種造血幹細胞移植(HCT)後に再発を認めた患者の2年間の全生存率が、2000~2004年と2015~201
T細胞腫瘍の寛解維持にロミデプシン3剤併用による移植前治療が有望の画像

T細胞腫瘍の寛解維持にロミデプシン3剤併用による移植前治療が有望

悪性の血液腫瘍患者において、新規の3剤併用療法が同種幹細胞移植後の寛解期の延長に有用であることが、オハイオ州立大学総合がんセンター アーサー・G・ジェームズがん病院およびリチャード・J・ソロブ研究所(OSUCCC-James)の研究者によっ
原発性マクログロブリン血症の再発にベネトクラクスが有望な可能性の画像

原発性マクログロブリン血症の再発にベネトクラクスが有望な可能性

ベネトクラクス(販売名:ベネクレクスタ)は、原発性マクログロブリン血症に対して高い有効性および安全性を示す経口治療薬になると研究主任らは語る。 現在承認されている唯一の薬剤クラスに属する治療薬が効かない原発性マクログロブリン血症の患者に対し
困難な急性骨髄性白血病にベネトクラクス併用療法が有効との3つのASH発表の画像

困難な急性骨髄性白血病にベネトクラクス併用療法が有効との3つのASH発表

米国血液学会(ASH)の会議で発表された研究結果はAML患者の予後改善を強調 アブストラクトNo.691、371、794 ベネトクラクス(販売名:ベネクレクスタ)と別の療法を含む併用療法により、特定の変異を有する再発または難治性の急性骨髄性
米国血液学会(ASH)2021-ダナファーバーがん研究所の発表の画像

米国血液学会(ASH)2021-ダナファーバーがん研究所の発表

ダナファーバーの研究が米国国血液学会の公式プレスプログラムに選ばれる 12月11~14日にバーチャル形式で開催される第63回米国血液学会(ASH)年次総会で、ダナファーバーがん研究所の研究者らが30件以上の研究結果を発表する。そのうちの1つ
アバタセプト承認は急性移植片対宿主病(GVHD)予防に希望をもたらすの画像

アバタセプト承認は急性移植片対宿主病(GVHD)予防に希望をもたらす

アバタセプトの承認により、多くのがん患者や血液疾患の患者、特に適合者を見つけることが難しい多様な民族の患者に、骨髄移植という治療選択肢の可能性が広がる 米国食品医薬品局(FDA)は、2歳以上の患者について、HLA適合または1アレル不適合非血
axi-celによるCAR-T細胞療法が高リスクリンパ腫に継続的な奏効をもたらすの画像

axi-celによるCAR-T細胞療法が高リスクリンパ腫に継続的な奏効をもたらす

MDアンダーソンの試験結果が米国血液学会で発表された。 アブストラクト 93、739、 2 アキシカブタゲン シロルユーセル[axicabtagene ciloleucel](販売名:イエスカルタ、略称:axi-cel)というキメラ抗原受容
イブルチニブとFCR療法の併用で慢性リンパ性白血病(CLL)若年患者に長期寛解の画像

イブルチニブとFCR療法の併用で慢性リンパ性白血病(CLL)若年患者に長期寛解

若年患者の幅広い層で、一定期間の治療により非常に長期間の寛解が得られる可能性 慢性リンパ性白血病(CLL)の若年患者は、イブルチニブ(イムブルビカ)という薬剤で長期間の寛解を得ることができるが、寛解を維持するためには無期限に投与を続ける必要
がん患者の幹細胞移植ドナー拡大へ期待:クローン性造血とDNMT3A変異の新発見の画像

がん患者の幹細胞移植ドナー拡大へ期待:クローン性造血とDNMT3A変異の新発見

● 「クローン性造血」状態を来たしている人の多くが、幹細胞移植の安全なドナーになり得ることがわかった。 ● 特定の遺伝子変異がある幹細胞を移植することにより移植を受けた患者の生存期間が改善されることが明らかになり、研究者を驚かせている。 *
FDAが多発性骨髄腫にダラツムマブ合剤+カルフィルゾミブ+Dex多剤併用療法を承認の画像

FDAが多発性骨髄腫にダラツムマブ合剤+カルフィルゾミブ+Dex多剤併用療法を承認

2021年11月30日に米国食品医薬品局(FDA)は、1~3レジメンの治療歴を有する再発または難治性の多発性骨髄腫の成人患者を対象に、ダラツムマブ+ヒアルロニダーゼ合剤(販売名:Darzalex Faspro[ダラキューロ]、Janssen
FDAが小児・青年期患者のリンパ腫・白血病にリツキシマブ併用化学療法を承認の画像

FDAが小児・青年期患者のリンパ腫・白血病にリツキシマブ併用化学療法を承認

2021年12月2日、米国食品医薬品局(FDA)は、未治療、進行期、CD20陽性のびまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)、バーキットリンパ腫(BL)、バーキット様リンパ腫(BLL)、成熟B細胞性急性白血病(B-AL)の小児および青年期
FDAが初の白血病(BCP-ALL)CAR-T細胞療法としてbrexucabtagene autoleucelを承認の画像

FDAが初の白血病(BCP-ALL)CAR-T細胞療法としてbrexucabtagene autoleucelを承認

血液腫瘍の一種である急性リンパ性白血病(ALL)の、最もよくみられる病型に罹患した成人患者は、初期治療が奏効しても再発することが多く、治療がまったく奏効しない患者もいる。このような患者については、CAR-T細胞療法と呼ばれる免疫療法が新たな
ビタミンA誘導体と三酸化ヒ素の併用で小児白血病(APL)の化学療法を減らせる可能性の画像

ビタミンA誘導体と三酸化ヒ素の併用で小児白血病(APL)の化学療法を減らせる可能性

【米国国立がん研究所(NCI)プレスリリース】 ビタミンAの代謝物であるオールトランスレチノイン酸と三酸化ヒ素(三酸化二ヒ素)の併用は、標準リスクおよび高リスクの急性前骨髄球性白血病(APL)患児に高い効果を示すことが臨床試験で明らかになっ
イブルチニブは、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫60歳以下患者の生存を改善の画像

イブルチニブは、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫60歳以下患者の生存を改善

【米国米国国立がん研究所(NCI)プレスリリース】 分子標的薬であるイブルチニブ(販売名:イムブルビカ)を標準的な化学療法レジメンと併用することによって、あるタイプのびまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)の比較的若い患者の生存期間が改
FDAがT315I変異Ph陽性慢性骨髄性白血病にアシミニブを承認の画像

FDAがT315I変異Ph陽性慢性骨髄性白血病にアシミニブを承認

2021年10月29日、米国食品医薬品局(FDA)は、2剤以上のチロシンキナーゼ阻害薬(TKI)による治療歴のある慢性期(CP)のフィラデルフィア染色体陽性慢性骨髄性白血病(Ph+CML)患者にアシミニブ(商品名:Scemblix、Nova
治療抵抗性白血病に対するミドスタウリン分子標的療法の改善への画像

治療抵抗性白血病に対するミドスタウリン分子標的療法の改善へ

なぜ急性骨髄性白血病(AML)の一種を対象とする臨床試験の被験薬は効かないことが多いのか、そして、どうすればその有効性を回復できるのかが、ジョンズホプキンス大学キンメルがんセンターの研究者が実施した新たな研究によって明らかになった。 この前
FDAが再発/難治性B細胞前駆体ALLにbrexucabtagene autoleucelを承認の画像

FDAが再発/難治性B細胞前駆体ALLにbrexucabtagene autoleucelを承認

2021年10月1日、米国食品医薬品局(FDA)は、再発または難治性のB細胞前駆体急性リンパ性白血病(ALL)の成人患者を対象に、brexucabtagene autoleucel(販売名:Tecartus、Kite Pharma, Inc
慢性リンパ性白血病(CLL)の3剤併用AVO療法が第2相試験で有望な結果の画像

慢性リンパ性白血病(CLL)の3剤併用AVO療法が第2相試験で有望な結果

ダナファーバーの研究者らにより、BCL-2阻害薬と別の分子標的薬2剤の3剤併用は、治療歴のない慢性リンパ性白血病(CLL)患者に有効であることが認められた ダナファーバーがん研究所を中心とする臨床研究チームは、高齢者に好発する血液腫瘍の一種