血液腫瘍
多発性骨髄腫に対する3種類の新薬を承認
2016年2月11日
米国国立がん研究所(NCI)/ブログ~がん研究の動向~原文掲載日:2016年1月6日 米国食品医薬品局(FDA)は、前治療後に再発した多発性骨髄腫に対する3種類の新薬を承認した。 11月6日、FDAはdaratumumab[ダラツ
ブルトン型チロシンキナーゼ阻害剤acalabrutinibは慢性リンパ性白血病治療において安全かつ有効
2016年2月8日
キャンサーコンサルタンツ新規薬剤acalabrutinib(ACP-196)は、慢性リンパ性白血病(CLL)患者において、忍容性が良好であり、長期にわたり高い寛解率をもたらすという臨床試験結果がNew England Journal of
鎌状赤血球症の治療法として幹細胞移植の有効性が裏づけられる
2016年2月4日
キャンサーコンサルタンツこのほど、HLA適合血縁同胞(兄弟姉妹)間幹細胞移植(SCT)を受けた鎌状赤血球症患者のうち90%を越える人が、治療後3年間、再発なく生存しており、おそらく治癒したとされるとの報告があった。 本報告では、1
幹細胞移植前の急性骨髄性白血病、骨髄異形成症候群患者への骨髄破壊的前処置
2016年2月1日
キャンサーコンサルタンツ造血幹細胞移植(SCT)は、骨髄異形成症候群(MDS)、急性骨髄性白血病(AML)患者にとって治癒が見込める標準的な治療である。従来、高用量の骨髄破壊的前処置だけが用いられたのは骨髄の悪性細胞を根絶するのに必要と考え
妊娠はホジキンリンパ腫の再発リスクを高めない
2016年1月28日
ASCOの見解 ASCOのリンパ腫専門家Merry-Jennifer Markham医師 「これはホジキンリンパ腫から寛解状態に入り、妊娠を望んでいる女性にとって喜ばしく、励みになる知らせです。本研究はまた、がん寛解後の妊孕性が依然として多
レナリドミドとデキサメタゾン併用療法へのボルテゾミブ追加投与は、新たに診断された多発性骨髄腫患者の生存を改善
2016年1月13日
キャンサーコンサルタンツ直ちに幹細胞移植を受ける意向がない多発性骨髄腫患者に対する初期療法として、レナリドミド(レブラミド)とデキサメタゾン併用へのプロテアソーム阻害剤ボルテゾミブ(ベルケイド)の追加投与は生存の改善を示した。これらの結果は
MidostaurinがFLT3遺伝子変異を有する急性骨髄性白血病患者の生存を改善
2016年1月5日
キャンサーコンサルタンツ分子標的薬ミドスタウリン[midostaurin]が、Fms様チロシンキナーゼ3(FMS-like tyrosine kinase 3:FLT3)遺伝子変異を有する急性骨髄性白血病(AML)患者の生存を改善することが
レナリドミド+リツキシマブはマントル細胞リンパ腫の初期治療として非常に有用
2016年1月1日
キャンサーコンサルタンツレナリドミド(レブラミド)+リツキシマブ(リツキサン)による併用療法は、マントル細胞リンパ腫の初期治療として投与された場合、長期にわたる寛解を高率で示している。 これらの結果は最近、New England
治療歴のない慢性リンパ性白血病患者において、イブルチニブは従来の治療と比較して優れた結果を示す
2015年12月29日
2年生存率はイブルチニブ群で97.8%、クロラムブシル群で85.3%であったMDアンダーソンがんセンター 治療歴のない高齢の慢性リンパ性白血病(CLL)患者を対象にした国際多施設共同ランダム化第3相試験において、キナーゼ阻害剤ib
リスクの高い一部の急性骨髄性白血病(AML)患者の生存を改善する初の分子標的薬Midostaurin
2015年12月22日
ダナファーバー癌研究所 オーランドで開催された第57回米国血液学会(ASH:American Society of Hematology)年次総会のプレナリーセッションにおいて、ダナファーバー癌研究所のRichard Stone医
ベンダムスチン、リツキシマブとイデラリシブの併用療法が慢性リンパ性白血病(CLL)に有望
2015年12月18日
キャンサーコンサルタンツ独立データモニタリング委員会(DMC)による推奨を受け、ギリアド・サイエンシズ社は本日、治療歴のある慢性リンパ性白血病(CLL)患者に対する標準治療に追加したイデラリシブ[idelalisib](商品名:Zydeli
芽球性形質細胞様樹状細胞腫瘍に希望となる新たな分子標的(CD123)治療
2015年12月8日
MDアンダーソン OncoLog 2015年10月号(Volume 60 / Number10) Oncologとは、米国MDアンダーソンがんセンターが発行する最新の癌研究とケアについてのオンラインおよび紙媒体の月刊情報誌です。最新号UR
FDAが多発性骨髄腫の治療にエロツズマブを承認
2015年12月7日
Oncology Approved Drugs 2015年11月30日、米国食品医薬品局(FDA)は以前に1~3種類の治療を受けたことがある多発性骨髄腫患者を適応として、レナリドミドおよびデキサメタゾンとの併用でエロツズマブ[El
CAR T細胞療法がリンパ腫および白血病患者に対して有望性を示す
2015年12月6日
化学療法による前処置がCAR T細胞療法の治療効果を改善する助けとなる可能性 第1/2a相試験において、化学療法による前処置を組み合わせた第三世代のCD19 CAR T細胞療法が、一部のリンパ腫および白血病患者に完全寛解をもた
FDAが多発性骨髄腫の治療に新しい免疫賦活薬エロツズマブを承認
2015年11月30日
米国食品医薬品局(FDA)ニュース米国食品医薬品局(FDA)は本日、1〜3種類の薬物治療を受けたことがある多発性骨髄腫患者の治療薬として、2種類の他の治療薬との併用でelotuzumab[エロツズマブ](米国商品名:Empliciti)を承
FDAが多発性骨髄腫の治療にダラツムマブ注射薬を承認
2015年11月21日
米国食品医薬品局(FDA) Oncology Approved Drug2015年11月16日、米国食品医薬品局(FDA)は、プロテアソーム阻害剤(PI)や免疫調節薬などを含む3種以上の治療歴がある多発性骨髄腫患者、ならびにPIおよび免疫調
ダラツムマブは多発性骨髄腫に有効
2015年11月9日
キャンサーコンサルタンツ現在も臨床試験中である分子標的薬ダラツムマブ[daratumumab]は、標準治療に反応しなくなった多発性骨髄腫患者に有効と思われる。これらの結果はこのほど、New England Journal of Medici
ベムラフェニブは、他の治療後に増悪したヘアリー細胞白血病(有毛細胞白血病)に有効である可能性
2015年11月4日
キャンサーコンサルタンツ薬剤ベムラフェニブ(ゼルボラフ)は、他の治療後に増悪したヘアリー細胞白血病(HCL)の治療において有効である可能性がある。これらの知見は、New England Journal of Medicine誌で発表された。
急性骨髄性白血病(AML)患者における化学療法後の遺伝子変異残存は予後不良と関連
2015年11月3日
米国国立がん研究所(NCI)/ブログ~がん研究の動向~ 化学療法により寛解を達成した急性骨髄性白血病(AML)患者のうち、治療開始から1カ月後に骨髄細胞で白血病関連遺伝子変異が残存していた患者では、顕著な再発リスクの増加および生存
ブレンツキシマブ・ベドチンは高齢のホジキンリンパ腫患者の一次治療で高い抗腫瘍効果を示す
2015年10月20日
キャンサーコンサルタンツブレンツキシマブ・ベドチン(アドセトリス)は、ホジキンリンパ腫の標準治療に耐えられないと思われる高齢患者に対する一次治療で高い抗腫瘍効果を示す。これらの結果がこのほどBlood誌で発表された。 ホジキンリン
免疫不全患者に生じた呼吸器ウイルス感染症に対する新治療
2015年10月19日
MDアンダーソン OncoLog 2015年9月号(Volume 60 / Number9) Oncologとは、米国MDアンダーソンがんセンターが発行する最新の癌研究とケアについてのオンラインおよび紙媒体の月刊情報誌です。最新号URL
薬剤抵抗性の多発性骨髄腫に対する免疫療法薬daratumumab、初の臨床試験で効果が認められる
2015年9月28日
ダナファーバー癌研究所 ダナファーバー癌研究所などの臨床試験担当医師は、8月26日、画期的な抗体治療の最初の臨床試験において、すでに多数の治療をし尽くした多発性骨髄腫患者の3分の1で部分寛解以上の効果がみられたことを、New E
FDAが多発性骨髄腫患者に対するカルフィルゾミブの適応拡大を承認
2015年9月16日
米国国立がん研究所(NCI)ブログ~がん研究の動向~NCI 職員編集2015年7月24日、米国食品医薬品局(FDA)は前治療歴が1つ以上ある再発多発性骨髄腫患者の治療薬として、レナリドミド+デキサメタゾンとの併用で、carfilzomib[
ブリナツモマブはフィラデルフィア染色体陽性急性リンパ性白血病に有効である可能性
2015年9月3日
キャンサーコンサルタンツフィラデルフィア染色体陽性(Ph+)急性リンパ性白血病(ALL)の成人患者の治療に、免疫療法薬ブリナツモマブ[blinatumomab](商品名Blincyto)が有効であるようだと、バイオ企業のアムジェン社が発表し