骨髄腫
くすぶり型骨髄腫に対する免疫療法
2017年8月28日
MDアンダーソン OncoLog 2017年8月号(Volume 62 / Issue 8) Oncologとは、米国MDアンダーソンがんセンターが発行する最新の癌研究とケアについてのオンラインおよび紙媒体の月刊情報誌です。最新号URL
CAR-T細胞療法で多発性骨髄腫が長期寛解
2017年6月27日
米国臨床腫瘍学会(ASCO)の見解 「まだ早い段階ですが、これらのデータはCAR-T (キメラ抗原受容体発現T細胞) 細胞療法が多発性骨髄腫に寛解をもたらすことを強く示すものです」と、ASCO専門家のMichael S. Sabel医師は述
3剤併用療法により多発性骨髄腫患者の生存期間が延長
2017年2月28日
新たに診断された多発性骨髄腫患者で、自家造血幹細胞移植を二次治療以降へ後回しにすることを検討されている人 に対して、分子標的薬ボルテゾミブ(ベルケイド)を2剤併用療法に追加することで、2剤併用療法のみと比較して生存期間が延長することが新たな
多発性骨髄腫に対するレナリドミドの適応拡大をEMAが推奨
2017年2月27日
自家幹細胞移植を受けた初発多発性骨髄腫患者に対する維持療法に関する新規適応 欧州医薬品庁(EMA)医薬品委員会(CHMP)は、医薬品レナリドミド(レブラミド)の販売申請内容の変更を推奨する肯定的意見を採択した。本医薬品の販売承
FDAが移植後の多発性骨髄腫の維持療法にレナリドミドを承認
2017年2月24日
米国食品医薬品局(FDA)は2017年2月22日、自家幹細胞移植後の多発性骨髄腫患者に対する維持療法として、レナリドミド(商品名:レブラミド、セルジーン社)を承認した。 経口投与のサリドマイド類似体であるレナリドミドは、治療歴
単一細胞解析法が多発性骨髄腫の生物学的メカニズム解明の手掛かりに
2017年1月15日
パイロット研究の結果によると多発性骨髄腫患者の血液中にある腫瘍細胞が多発性骨髄腫発症の引き金となる遺伝学的変化に関する新しい情報源になる可能性がある。 本研究では多発性骨髄腫患者の血液から腫瘍細胞を単離後、解析した。血液から採
くすぶり型骨髄腫への早期介入が症候性骨髄腫への進行を防ぐ
2017年1月4日
ダナファーバーがん研究所の研究者らによると、免疫療法をベースとした多剤併用療法による早期介入は、ハイリスクのくすぶり型骨髄腫が本格的な疾患(症候性骨髄腫)に進行するのを防ぐ可能性がある。 2016年12月5日にサンディエゴで開
FDAが多発性骨髄腫に標準治療との併用でダラツムマブを承認
2016年11月23日
2016年11月21日、米国食品医薬品局(FDA)は、1つ以上の治療歴のある多発性骨髄腫患者に対し、レナリドミドとデキサメタゾンまたはボルテゾミブとデキサメタゾンとの併用でダラツムマブ(商品名:DARZALEX、Janssen Biotec
ダラツムマブ新レジメンが再発/難治性多発性骨髄腫の進行を遅らせる
2016年6月18日
プレスリリース 米国臨床腫瘍学会(ASCO)の見解「われわれは、多発性骨髄腫で多く認められる標的に基づいた治療を選択した場合に、患者に起こり得ることを目の当たりにしてきました。新規治療レジメンは、多くの患者でがんの増殖を急激に遅ら
プロテアソーム阻害剤が有効な多発性骨髄腫患者を特定するタンパク
2016年6月9日
MDアンダーソンがんセンター ニュースリリーステキサス大学MDアンダーソンがんセンター主導の研究によると、TJP1(tight junction protein 1)として知られる遺伝子は、ボルテゾミブなどのプロテアソーム阻害剤やその感受性
ボルテミゾブベース化学療法+幹細胞移植が多発性骨髄腫の無増悪生存を延長
2016年6月8日
米国臨床腫瘍学会(ASCO)の見解 「新規薬剤が使われる時代になっても、実績のある治療法がその価値を保っています。新規薬剤による治療後に幹細胞移植を実施するという、新旧それぞれの最良の方法を組み合わせることで患者に最善の治療効果がもたらされ
FDAが多発性骨髄腫にレナリドミド+Dex併用でカルフィルゾミブを承認
2016年3月16日
Oncology Approved Drug 2015年7月24日、米国食品医薬品局(FDA)は、1~3種類の治療歴のある再発した多発性骨髄腫の患者に対する治療として、carfilzomib[カルフィルゾミブ](商品名:Kypro
FDAが治療歴のある多発性骨髄腫患者の治療にダラツムマブを承認
2016年3月9日
速報 本日、米国食品医薬品局(FDA)は、少なくとも3回の治療歴がある多発性骨髄腫患者の治療薬としてdaratumumab[ダラツムマブ](商品名Darzalex)を迅速承認した。ダラツムマブは、多発性骨髄腫治療を目的に承認された
多発性骨髄腫に対する3種類の新薬を承認
2016年2月11日
米国国立がん研究所(NCI)/ブログ~がん研究の動向~原文掲載日:2016年1月6日 米国食品医薬品局(FDA)は、前治療後に再発した多発性骨髄腫に対する3種類の新薬を承認した。 11月6日、FDAはdaratumumab[ダラツ
レナリドミドとデキサメタゾン併用療法へのボルテゾミブ追加投与は、新たに診断された多発性骨髄腫患者の生存を改善
2016年1月13日
キャンサーコンサルタンツ直ちに幹細胞移植を受ける意向がない多発性骨髄腫患者に対する初期療法として、レナリドミド(レブラミド)とデキサメタゾン併用へのプロテアソーム阻害剤ボルテゾミブ(ベルケイド)の追加投与は生存の改善を示した。これらの結果は
FDAが多発性骨髄腫の治療にエロツズマブを承認
2015年12月7日
Oncology Approved Drugs 2015年11月30日、米国食品医薬品局(FDA)は以前に1~3種類の治療を受けたことがある多発性骨髄腫患者を適応として、レナリドミドおよびデキサメタゾンとの併用でエロツズマブ[El
FDAが多発性骨髄腫の治療に新しい免疫賦活薬エロツズマブを承認
2015年11月30日
米国食品医薬品局(FDA)ニュース米国食品医薬品局(FDA)は本日、1〜3種類の薬物治療を受けたことがある多発性骨髄腫患者の治療薬として、2種類の他の治療薬との併用でelotuzumab[エロツズマブ](米国商品名:Empliciti)を承
FDAが多発性骨髄腫の治療にダラツムマブ注射薬を承認
2015年11月21日
米国食品医薬品局(FDA) Oncology Approved Drug2015年11月16日、米国食品医薬品局(FDA)は、プロテアソーム阻害剤(PI)や免疫調節薬などを含む3種以上の治療歴がある多発性骨髄腫患者、ならびにPIおよび免疫調
ダラツムマブは多発性骨髄腫に有効
2015年11月9日
キャンサーコンサルタンツ現在も臨床試験中である分子標的薬ダラツムマブ[daratumumab]は、標準治療に反応しなくなった多発性骨髄腫患者に有効と思われる。これらの結果はこのほど、New England Journal of Medici
薬剤抵抗性の多発性骨髄腫に対する免疫療法薬daratumumab、初の臨床試験で効果が認められる
2015年9月28日
ダナファーバー癌研究所 ダナファーバー癌研究所などの臨床試験担当医師は、8月26日、画期的な抗体治療の最初の臨床試験において、すでに多数の治療をし尽くした多発性骨髄腫患者の3分の1で部分寛解以上の効果がみられたことを、New E
FDAが多発性骨髄腫患者に対するカルフィルゾミブの適応拡大を承認
2015年9月16日
米国国立がん研究所(NCI)ブログ~がん研究の動向~NCI 職員編集2015年7月24日、米国食品医薬品局(FDA)は前治療歴が1つ以上ある再発多発性骨髄腫患者の治療薬として、レナリドミド+デキサメタゾンとの併用で、carfilzomib[
多発性骨髄腫患者のレナリドミド維持療法、第3相臨床試験で有用性を裏づけ
2015年6月28日
キャンサーコンサルタンツAlliance for Clinical Trials in Oncologyが指揮する大規模共同グループ臨床試験で、レナリドミドは多発性骨髄腫患者の無増悪期間を延長させる薬剤であり、希少であるが増加傾向にある造血
エロツズマブの併用により、再発性多発性骨髄腫における進行リスクが大きく低減
2015年5月25日
ASCOの見解 ASCO次期会長、経営学修士、米国臨床腫瘍学会フェロー(Fellow of the American Society of Clinical Oncology:FASCO)、Julie M. Vose医師 「血液がんの中で3
再発多発性骨髄腫患者に対し、カルフィルゾミブがボルテゾミブよりも優越性を示す
2015年5月15日
キャンサーコンサルタンツカルフィルゾミブ[carfilzomib](カイプロリス)と少量デキサメタゾンの併用と、ボルテゾミブ(ベルケイド)と少量デキサメタゾンの併用を直接比較した第3相臨床試験ENDEAVORの中間解析の結果、カルフィルゾミ