女性のがん
進行卵巣がんにオラパリブ、デュルバルマブの追加投与は無増悪生存期間を延長
2023年6月16日
米国臨床腫瘍学会(ASCO2023)ASCOの見解「卵巣がんの早期発見法はなく、3分の2以上の患者が、再発のおそれが高い進行した状態で診断されます。さらなる研究が必要ですが、治...
低リスク早期子宮頸がんに単純子宮全摘術は安全な治療選択肢
2023年6月13日
米国臨床腫瘍学会(ASCO)ASCOの見解「手術の適応であるステージ1の子宮頸がん患者に対して、何十年にわたり広汎子宮全摘出術が標準治療とされ、治癒率に悪影響を与える可能性から...
子宮体がん治療における免疫チェックポイント阻害薬の役割拡大に期待
2023年5月25日
米国国立がん研究所(NCI) がん研究ブログ2つの大規模臨床試験の結果が発表されたことで、進行子宮内膜がん(子宮体がん)の女性にとって免疫療法はより一般的な治療になる可能性がある。
両試...
両試...
ARID1A変異陽性卵巣がんにスタチンと免疫チェックポイント阻害薬の併用を検討
2023年4月30日
【MDアンダーソンがんセンター研究ハイライト 2023/03/29】より前臨床卵巣がんモデルにおいて、スタチン併用療法が抗腫瘍効果を向上させるがん抑制因子ARID 1 Aの不活...
進行/再発子宮体がんの新たな治療基準となるか: ドスタルリマブRUBY試験結果
2023年4月23日
進行した子宮体がん患者に対し、PD-1(チェックポイント)阻害剤であるドスタルリマブ(販売名:Jemperli[ジェンペルリ])と標準化学療法(カルボプラチンとパクリタキセル)を併用した。
低異形度漿液性卵巣がんの分子特性を包括的に解析
2023年3月4日
【MDアンダーソンがんセンター研究ハイライト 2023/01/11】より低異形度漿液性卵巣がんの包括的な分子プロファイルを解析した研究低異形度漿液性卵巣がん(LGSO...
薬剤抵抗性卵巣がん患者の3/1にミルベツキシマブが奏効
2023年3月7日
プラチナ製剤に抵抗性を示す再発卵巣がん患者を対象とした、ダナファーバーがん研究所が主導する国際共同臨床試験で、ミルベツキシマブ ソラブタンシン(販売名:Elahere、ImmunoGen, I...
FDAが卵巣/卵管/腹膜がんにミルベツキシマブ ソラブタンシンを迅速承認
2022年12月1日
2022年11月14日、米国食品医薬品局(FDA)は、1~3回の全身治療レジメン歴を有する葉酸受容体α(FRα)陽性プラチナ抵抗性上皮性卵巣がん、卵管がん、または原発性腹膜がんの成人患者に対して、ミルベツキシマブ ソラブタンシン-gynx(
子宮がんの死亡率:NCIミニット
2022年11月29日
米国国立がん研究所(NCI)が制作した動画に、一社)日本癌医療翻訳アソシエイツ(JAMT/ジャムティ)が日本語字幕を付けたものです。 ◆─────────────────◆ 最新のNCI Minuteでは、NCI報道部長のJames
進行子宮内膜がんにレンバチニブ+ペムブロリズマブ併用がQOL悪化までの時間を延長
2022年9月29日
治療歴のある進行子宮内膜がんに対するレンバチニブ(販売名:レンビマ)とペムブロリズマブ(販売名:キイトルーダ)併用療法の有用性が、患者報告アウトカム(PRO)によって裏付けられた プラチナ製剤による治療後に進行した子宮内膜がん患者において、
HPVワクチンの1回接種で発がん性感染症を予防できる可能性強まる
2022年6月15日
ケニアでの研究から得られた新たな結果から、ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの1回接種は、発がん性HPV型による子宮頸部感染に対する若年女性での予防に極めて有効であることを示す科学的根拠がさらに追加された。 一部のHPVの型は、子宮頸
米国で子宮がん死亡者数増加、黒人女性が最多
2022年5月30日
研究結果 米国では子宮がんによる死亡が増加しており、非ヒスパニック系黒人女性で最も多いことが、米国国立衛生研究所の一部門である国立がん研究所(NCI)主導の新たな研究により明らかになった。子宮がんの死亡率の高さは、子宮がんの中でも侵襲性の高
MDA研究ハイライト2022/5/4:プラチナ耐性卵巣がん、進行腎細胞がん、KEAP1変異肺がん他
2022年5月23日
細胞療法の進歩、新しい免疫療法と標的療法の組み合わせ、肺がんの新しい治療標的、乳がん診断の格差などを特集 テキサス大学MDアンダーソンがんセンターの研究ハイライトでは、MDアンダーソンの専門家によるがんの基礎研究、トランスレーショナル研究、
局所外用薬イミキモドは、HPV関連の外陰部病変に対して手術同様に有効
2022年5月19日
一般的にヒトパピローマウイルス(HPV)に起因する前がん病変である、外陰部高悪性扁平上皮内病変(vHSILs)の一次治療において、局所イミキモドクリーム(販売名:ベセルナ)塗布が手術と同様に有効であることがわかった。 この結果は、2つの治療
ルカパリブは再発卵巣がんにおいて化学療法を上回る
2022年5月10日
ARIEL4試験の結果はPARP阻害剤ルカパリブ(販売名:Rubraca[ルブラカ])の使用を、BRCA1またはBRCA2変異のある再発卵巣がん患者に対する化学療法に代わる療法として支持するものとなった。 「私たちの知る限り、ARIEL4試
1回のHPVワクチン接種でも子宮頸がん予防に有効 ー 世界保健機関(WHO)
2022年4月25日
子宮頸がんを予防するには、ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの1回の接種で十分であると、世界保健機関(WHO)の専門家グループが述べた。 現在、2回または3回の接種が推奨されているが、先週開催された予防接種に関する会議で専門家の戦略
MDA研究ハイライト:米国婦人科腫瘍学会2022(SGO)年次総会特集
2022年4月18日
低侵襲手術を受けた子宮頸がん患者の低い生存率の報告の続報 Pedro Ramirez医師が主導したLACC試験(Laparoscopic Approach to Cervical Cancer)の初期結果から、低侵襲手術は開腹手術に比べて再
アベマシクリブ+レトロゾール併用療法がER陽性子宮体がんに有効
2022年4月13日
最近の臨床試験の結果から、エストロゲン受容体(ER)陽性の再発あるいは難治性子宮体がん患者の75%で、がん細胞を内外から標的とする併用療法により、腫瘍が縮小または安定化したことが明らかになった。ダナファーバーがん研究所の臨床試験責任者が、3
卵巣がんにPARP阻害薬ニラパリブが第3相試験で有益なデータ
2022年4月16日
PARP阻害薬のニラパリブ(販売名:ゼジューラ)を用いた維持療法は、進行上皮性卵巣がん、卵管がん、原発性腹膜がんと新たに診断された女性を対象としたPRIME試験において、バイオマーカーの状態に関係なく無増悪生存期間(PFS)に統計学的に有意
プラチナ抵抗性卵巣がん患者の1/3が複合体療法ミルベツキシマブにより寛解
2022年4月5日
プラチナ製剤ベースの化学療法を受けた卵巣がん患者を対象とした臨床試験において、新たな「複合体」療法は標準治療と比べて大幅に優れた効果を示した。アリゾナ州フェニックスで開催される米国婦人科腫瘍学会(SGO)年次総会のセッションで、ダナファーバ
低異型度漿液性卵巣がん再発患者にトラメチニブは新たな標準治療となる可能性
2022年3月7日
トラメチニブは疾患または死亡のリスクを低減し、無増悪生存期間を有意に向上させることが示された。 低異型度漿液性卵巣がんの治療において、MEK阻害薬であるトラメチニブ(販売名:メキニスト)は原病の増悪または死亡のリスクを標準治療と比べて52%
ぺムブロリズマブは進行子宮内膜がんに有望
2022年2月22日
現在、複数のがん種に対する治療薬として米国食品医薬品局(FDA)の承認を受けているがん免疫チェックポイント阻害薬は、悪性度の高い子宮内膜がん(子宮体がん)にも有効であることが、オハイオ州立大学総合がんセンターのアーサー・G・ジェームズがん病
EUと英国がん統計ー2022年に卵巣がん死亡率は減少する
2022年2月15日
【ESMO Annals of Oncology誌プレスリリース】 2022年の卵巣がんによる死亡率は、2017年と比較して英国で17%、EU諸国では7%減少すると予測されることが新たな研究により明らかになった。この研究は、著名ながん専門誌
再発卵巣がん患者の一部で手術が適切な選択肢となる可能性
2022年2月7日
卵巣がん患者では10人中7人以上の割合で、初回治療後にがんが再発する。卵巣がんが再発した場合、患者は化学療法を再開する前に、がんをできる限り多く取り除くために追加の手術を受けることがある。 しかし、この追加の二次手術に延命効果があるかどうか