泌尿器がん
早期前立腺がんに対する短期放射線療法を支持する新ガイドライン
2018年11月12日
寡分割照射を従来の長期間照射法と比較すると初期がんの抑制および副作用発現率が同程度であるとのエビデンスを反映したASTRO/ASCO/AUAの新ガイドライン推奨事項 2018年10月11日、放射線外照射療法(EBRT)を用いて初期の前立腺が
早期前立腺がんに対する放射線療法の短縮を新ガイドラインで推奨
2018年11月8日
この推奨ガイドラインは、寡分割照射治療と従来の長期間照射による治療において、早期がんコントロールと副作用発生率がほぼ同等であったというエビデンスを反映した結果である 主な医学会3団体が、2018年10月11日、早期前立腺がん患者に外照射療法
FDAがペムブロリズマブおよびアテゾリズマブの処方情報を更新
2018年10月1日
FDAは、シスプラチン療法が不適格である局所進行または転移性尿路上皮がん患者の一次治療に関して、患者の選定を目的とするPD-L1判定のためにFDA承認検査の実施を義務付ける 2018年8月16日、米国食品医薬品局(FDA)は、ペムブロリズマ
精巣腫瘍サバイバーにおける二次がん発症リスク増加
2018年9月3日
治療の進歩により精巣がんの治癒率は向上するも、治療後のがん発症リスクは増大 化学療法のプラチナ製剤と放射線療法の導入で、外科手術単独と比較して精巣胚細胞腫瘍患者の治癒率が大幅に改善されているが、これらの治療法により二次性悪性新生物(SMN)
FGFR(線維芽細胞増殖因子受容体)阻害剤による膀胱がん治療
2018年8月24日
MDアンダーソン OncoLog 2018年7月号(Volume 63 / Issue 7) Oncologとは、米国MDアンダーソンがんセンターが発行する最新の癌研究とケアについてのオンラインおよび紙媒体の月刊情報誌です。最新号URL
前立腺がん治療薬、塩化ラジウム223(ゾーフィゴ)の使用制限を推奨―欧州医薬品庁(EMA)
2018年8月18日
塩化ラジウム223の使用は3次治療以降、または他の治療が受けられない場合に限定されるべき 欧州医薬品庁(EMA)安全委員会であるファーマコビジランス・リスク評価委員会(PRAC)は、2018年7月9日~12日に行われた会合にお
FDAがまれな副腎腫瘍にイオベングアンI 131を承認
2018年8月13日
2018年7月30日、米国食品医薬品局(FDA)は、全身化学療法を必要とし、イオベングアンスキャン陽性で切除不能、局所進行/転移性の褐色細胞腫・傍神経節腫(PPGL)を有する成人および小児患者(12歳以上)に対する治療薬としてiobengu
FDAが非転移性の去勢抵抗性前立腺がんにもエンザルタミドの適応を拡大
2018年7月23日
2018年7月13日、米国食品医薬品局は、去勢抵抗性前立腺がん(CRPC)患者に対するエンザルタミド(商品名:XTANDI[イクスタンジ]、Astellas Pharma US, Inc.社)を承認した。 この承認により、エンザルタミドの適
前立腺がん検診の推奨グレード(USPSTF)[2018年5月最新版]
2018年7月13日
* 米国予防医学専門委員会(USPSTF)は、米国医療研究・品質調査機構(AHRQ)の独立委員会で、検診や予防医療の研究レビューを行って米国政府の推奨グレードを作成します。米国予防医学専門委員会(USPSTF)は、米国政府とは独立した立場で
FDAが尿路上皮がんでのアテゾリズマブとペムブロリズマブの使用を制限
2018年7月11日
米国食品医薬品局(FDA)は、シスプラチンを含む化学療法に適格でない局所進行または転移性尿路上皮がん患者に対して、アテゾリズマブおよびペムブロリズマブの使用を制限した。 転移性尿路上皮がん患者を対象とした臨床試験において、前治
進行前立腺がんの治療効果を予測する血液検査
2018年7月6日
2種類の検査法により、ホルモン療法が奏効しない患者の予測に成功 進行前立腺がん患者のうち、抗アンドロゲン療法が奏効しない可能性が高い患者を事前に特定できる血液検査が2種類あり、これによって治療選択肢をより明確に医師と患者に提示できることがデ
Erdafitinibは、FGFR3変異陽性の進行尿路上皮がんに有望
2018年7月2日
MDアンダーソン主導の第2相試験では、免疫療法で効果が得られなかった患者にFGFR阻害剤が有効である可能性が示唆される テキサス大学MDアンダーソンがんセンターの研究者主導の国際第2相試験で、FGFR3遺伝子の変異を有する転移
多くの進行性腎臓がん患者で手術が不要に
2018年6月23日
ASCOの見解 「この研究のおかげで、多数の進行性腎臓がん患者が不要な手術と、それにしばしば随伴する多くの深刻な副作用を回避できます。今回の研究結果によって、転移性腎臓がんと診断された患者さんの治療は劇的に変化するでしょう」と、ASCOの専
膀胱がん再発防止に2種のアプローチ:ゲムシタビン膀胱内洗浄、マイトマイシンC
2018年6月15日
膀胱がん切除術後に化学療法薬ゲムシタビン(ジェムザール)を用いた膀胱内洗浄が腫瘍再発リスクを低減させる可能性があることが大規模臨床試験で明らかになった。 本試験では、術後にゲムシタビンを膀胱内にカテーテルで単回投与した低悪性度
PD-L1低発現尿路上皮がんではペムブロリズマブ、アテゾリズマブ単剤で生存率低下
2018年6月4日
2018年5月18日 対象読者: 腫瘍医、薬剤師、リスクマネージャー 問題点:米国食品医薬品局(FDA)は、医療従事者、がん臨床試験責任医師、および一般に対して、転移性尿路上皮がん患者を対象とした臨床試験において、前治療歴がなく、プログラム
食後の摂取 ― 前立腺がん治療薬を減量できる可能性
2018年5月22日
新しい臨床研究の結果から、抗がん剤アビラテロン(商品名ザイティガ)は、指示より少ない用量を低脂肪の朝食後に服用すると、空腹時に薬剤ラベルの指示量を服用する場合と同等の効果を得られることが示唆された。 長期的にみて、少ない用量を
陰茎がんの男性の多くが推奨治療を受けていない
2018年5月14日
JAMA Oncolgy3月1日版に掲載された大規模な後ろ向き研究によると、隣接するリンパ節に転移した陰茎がんの男性すべてが生存期間を改善する可能性のある推奨治療を受けているわけではない。 このような陰茎がん男性の約3分の1が
FDAが進行腎細胞がんにニボルマブ+イピリムマブ併用療法を承認
2018年4月27日
FDA(米国食品医薬品局)ニュース 2018年4月16日、米国食品医薬品局(FDA)は、未治療であり予後が中等度または不良の進行腎細胞がん(RCC)の治療薬としてニボルマブ(商品名:オプジーボ)とイピリムマブ(商品名:ヤーボイ)(ブリストル
前立腺MRI検査で侵襲的生検を安全に回避できる可能性
2018年4月11日
Cancer Research UK 前立腺がんの疑いがある男性がMRI検査を最初に受ければ、そのうちの四分の一以上が侵襲的生検を回避できるとみられることが、新しい国際的研究によって示唆されている。 前立腺がんの疑いがある男性は、通常超音波
腎臓がんへのアテゾリズマブ+ベバ第3相試験、PFSで良好な結果
2018年3月19日
ASCO2018泌尿生殖器がんシンポジウム PD-L1発現陽性の進行/転移RCC患者に対する初回治療でのアテゾリズマブ(テセントリク)およびベバシズマブ(アバスチン)の併用は、スニチニブ単独と比較して試験責任医師評価による無増悪生存期間(P
Atezolizumab免疫療法後の膀胱がん患者の新たな生存予測モデル
2018年3月7日
要約には抄録にない最新データを掲載 専門家の見解 「免疫療法の進歩は過去10年間で急速に進み、以前は治療が困難であった膀胱がんなどの多くのがんの治療に素晴らしい成功を収めています。しかし、免疫治療法に対し長期的な治療効果が得ら
アパルタミドは前立腺がん転移までの期間を2年以上延長
2018年3月7日
専門医の見解 「明らかな転移の所見がないにもかかわらず血液中のマーカーが上昇する前立腺がんの患者がいる。これらの患者は予後不良の可能性があり、現在のところ適切な治療法は確立されていない。今回の試験結果は、これらの患者にとって自身の健康と寿命
泌尿生殖器がんにおける免疫チェックポイント阻害薬
2018年3月6日
MDアンダーソン OncoLog 2018年1月号(Volume 63 / Issue 1) Oncologとは、米国MDアンダーソンがんセンターが発行する最新の癌研究とケアについてのオンラインおよび紙媒体の月刊情報誌です。最新号URL
FDA、無転移生存期間をもとに非転移性去勢抵抗性前立腺がんにアパルタミドを承認
2018年2月25日
速報 米国食品医薬品局(FDA)は本日、転移していない(非転移性)がホルモン療法にもかかわらず増殖し続ける(去勢抵抗性)前立腺がんの治療薬として、アパルタミド(商品名:Erleada)を承認した。これはFDAが初めて承認した非