泌尿器がん
ポリメラーゼ阻害薬タラゾパリブが転移性前立腺がんの無増悪生存を改善
2023年3月20日
米国臨床腫瘍学会(ASCO)ASCOの見解「早期前立腺がんの発見と治療には大きな進歩がありましたが、新たに診断された転移性ホルモン抵抗性前立腺がんの治療については、過去10年間...
免疫療法薬+標的治療併用が進行腎臓がんの生存率を改善
2023年3月19日
研究概要 ダナファーバーがん研究所
研究タイトル :
進行腎細胞がんの一次治療としてのレンバチニブ+ペムブロリズマブ併用療法とスニチニブ単剤療法の比較:非盲検ランダム化第3相試験(CLEA...
研究タイトル :
進行腎細胞がんの一次治療としてのレンバチニブ+ペムブロリズマブ併用療法とスニチニブ単剤療法の比較:非盲検ランダム化第3相試験(CLEA...
ASCO泌尿生殖器がんシンポジウムの最新知見
2023年3月17日
米国臨床腫瘍学会(ASCO)
2023年米国臨床腫瘍学会(ASCO)泌尿生殖器(GU)がんシンポジウム(2月16日~18日、カリフォルニア州サンフランシスコMoscone West Buildi...
2023年米国臨床腫瘍学会(ASCO)泌尿生殖器(GU)がんシンポジウム(2月16日~18日、カリフォルニア州サンフランシスコMoscone West Buildi...
植物性食品の多い食生活は、前立腺がんの進行/再発リスク低下と関連
2023年3月8日
ASCOの見解「前立腺がんの患者、その家族、介護者、医師にとって、病気の進行リスクは極めて重要な懸念事項の一つです。今回の試験結果は、健康管理のために推奨する食事内容など臨床ケアに直接...
FDAが膀胱がんにアデノウイルスベクターによる遺伝子療法薬を初承認
2023年1月24日
2022年12月16日、米国食品医薬品局(FDA)は、乳頭状がんの有無を問わず上皮内がん(CIS)を併発した高リスク カルメット・ゲラン桿菌(BCG)不応性筋層非浸潤性膀胱がんの成人患者を対象...
民族差と遺伝子検査へのアクセス格差が前立腺がんの発症および治療に影響
2023年1月21日
ESMOプレスリリース2020年には世界で140万人を超える男性が前立腺がんと診断されたが(1)、世界の患者の大部分で疾患の分子特性は探究されないままである。毎年11月に、前立腺がん、...
前立腺腫瘍の生物学的性質には遺伝的祖先が影響
2022年11月21日
2022年9月16日 本知見は、アフリカ系患者の治療に示唆を与えるものである。 アフリカ系男性の前立腺腫瘍にみられる特定の遺伝子変異は、アフリカ系の祖先と関連していることが、9月16日〜19日に開催された第15回米国癌学会(AACR)Con
進行前立腺がん転移巣への放射線療法+ホルモン療法がPFSを改善
2022年11月11日
MDアンダーソン、ASTRO 2022で第2相EXTEND試験の結果を発表 アブストラクト LBA 05 オリゴメタ(少数の転移巣)がある前立腺がん患者を対象に、間欠的ホルモン療法に転移巣に対する放射線療法を追加することで無増悪生存期間(P
非筋層浸潤性膀胱がんにBCGの代替療法としてゲムシタビン+ドセタキセル併用が有効
2022年9月27日
米国国立がん研究所(NCI)がん研究ブログ 最も一般的な膀胱がんの治療に使われてきたBCGは、新型コロナウィルス感染症(COVID)の大流行が加速したサプライチェーン危機の遥か前から不足していた。BCGは長期にわたり、高リスクの非筋層浸潤性
ニボ/イピ+カボザンチニブ3剤併用により進行腎臓がんの悪化を抑制
2022年9月15日
● 3剤併用療法を受けた患者は、2剤併用免疫療法を受けた患者と比較して、病勢悪化または死亡のリスクが27%低かった。 ● COSMIC-313試験は、遠隔転移を有する腎細胞がんに対し、現在の標準治療であるニボルマブ(販売名:オプジーボ
MDA研究ハイライト2022/8/10:腎臓がんtelaglenastat、KRAS/NRAS変異大腸がん標的療法
2022年9月7日
MDアンダーソンがんセンター研究ハイライト2022/8/10 2 エベロリムスとテラグレナスタットの併用により腎細胞がん患者の無増悪生存期間が改善 腎細胞がん(RCC)では特定の遺伝子変異により、がん細胞におけるグルタミン代謝が増大してい
男性ホルモンが、がん免疫療法の新たなターゲットに
2022年8月4日
膀胱がんや肝臓がんなどの非生殖器に由来するがんは、性別によって罹患率、進行度、治療効果、生存率に著しい差があることが分かっている。ほとんどの場合、男性患者の方が予後も治療成績も不良である。この現象は何十年もの間、科学界で謎とされてきた。 本
2022年ASCO年次総会総括(患者向け):泌尿生殖器がんの治療の進歩
2022年7月19日
年に一度の’研究総括シリーズ’では、Cancer.Net(米国臨床腫瘍学会(ASCO)の患者サイト)顧問医師が「2022年ASCO年次総会または2022年泌尿生殖器がんシンポジウム(Genitourinary Cancers Symposi
低リスク前立腺がんの監視療法は引き続き増加
2022年7月18日
10年ほど前までは、死亡に至る危険性の低い低リスク前立腺がんと診断された男性の大半が直ちに手術や放射線による治療を受けていた。どちらも低リスク前立腺がんに対する治癒的療法とみなされているが、排尿障害や勃起不全など、深刻で生涯続く副作用を伴う
精巣がん術後再発を見つける安全な方法
2022年5月22日
早期で低リスクの精巣がんの手術を受けた男性は、その後数年間にわたり再発がないかどうかモニターされる。モニターにはCTスキャンによる定期的な画像検査を行うことが多いが、患者は放射線に曝されることになる。 放射線を必要としない別の画像技術である
CAR-T細胞が固形がんにて安全で有効と示される
2022年4月26日
Cldn6抗原発現がん細胞を標的とするCAR-T細胞療法にmRNAワクチンを組み合わせる 固形がん患者に対する新しいキメラ抗原受容体(CAR)遺伝子導入T細胞(CAR-T)の単剤投与およびmRNAワクチンとの併用投与を検証する第1/2相臨床
ダロルタミドが転移性前立腺がんの生存期間を延長
2022年4月23日
ダロルタミド(販売名:ニュベクオ)は、大規模臨床試験の結果に基づき、進行前立腺がんと診断された一部の患者に対する標準治療に加えられる可能性がでてきた。 本試験では、体の他の部位に転移したホルモン感受性前立腺がん患者を対象に、ダロルタミド+他
FDAが転移去勢抵抗性前立腺がんにlutetium Lu 177 vipivotide tetraxetanを承認
2022年3月30日
2022年3月23日、米国食品医薬品局(FDA)は、アンドロゲン受容体(AR)経路遮断薬とタキサン系抗がん剤による治療歴を有する、前立腺特異的膜抗原(PSMA)陽性の転移去勢抵抗性前立腺がん(mCRPC)の成人患者の治療を効能・効果としてl
先端MRIが前立腺がんの進行速度の予測に役立つ可能性
2022年3月28日
がんの中には、増大が速くすぐに転移してしまうがんもあれば、増大が遅く、もし発見されなかったとしても大きな問題にならないがんもある。 どのがんが悪性度が高いのか、または増大が速いのか、そして直ちに治療を行う必要があるのかを判断することは非常に
前立腺がん生涯死亡リスクを層別化する”遺伝的リスクスコア”
2022年3月18日
【ASCOの見解】 「現在の前立腺がん検診の推奨は家族歴および人種・民族に基づいており、これらの因子では個々の前立腺がん発症リスクまたは死亡リスクを十分に把握できていません。この新たな研究は、広範囲に及ぶ遺伝的リスクスコアが、転移性前立腺が
ASCO泌尿生殖器がんシンポジウム2022:ダナファーバーがん研究所の発表
2022年3月3日
2022年米国臨床腫瘍学会(ASCO)泌尿生殖器(GU)がんシンポジウムにおいてダナファーバーがん研究所が重要な研究成果を発表する。このシンポジウムは、サンフランシスコを会場に2月17~19日にバーチャル形式および現地開催で実施される。AS
HLA遺伝子:免疫療法薬が必ずしもすべての人に有効ではない理由
2022年2月22日
毎年、何十万人ものがん患者がニボルマブ(販売名:オプジーボ)やペムブロリズマブ(販売名:キイトルーダ)といった免疫チェックポイント阻害剤の投与を受ける。にもかかわらず、免疫療法で用いられるこうした薬に多くの患者が奏効しない。 このたび米国国
PSAの低下が前立腺がんにおけるアパルタミド治療の良好な転帰と関連
2022年1月17日
アンドロゲン除去療法(ADT)にアパルタミド(販売名:アーリーダ)を追加すると、限局性去勢抵抗性前立腺がん(nmCRPC)患者の前立腺特異抗原(PSA)値が迅速かつ持続的に低下し、この低下が良好な予後と関連することが、SPARTAN試験デー
進行性腎臓がんへのアテゾリズマブ+ベバシズマブ併用で全生存期間は延長せず
2022年1月17日
IMmotion151試験では、治療歴のない転移性腎細胞がん(mRCC)に対する、抗PD-L1抗体の免疫チェックポイント阻害薬であるアテゾリズマブ(販売名:テセントリク)と、抗血管内皮増殖因子(VEGF)薬であるベバシズマブ(販売名:アバス