がんの分子機構を解明する:がんゲノムアトラス

日本語動画のURL:https://youtu.be/3l-xR7EFrxU

米国国立がん研究所(NCI)が制作した動画に、一社)日本癌医療翻訳アソシエイツ(JAMT/ジャムティ)が日本語字幕を付けたものです。
◆─────────────────◆
このビデオは、がんゲノムアトラス(TCGA:The Cancer Genome Atlas)プロジェクトによるビデオシリーズの1つで、がんを引き起こす重大なゲノ­ムの変化を測定するTCGAのアプローチを説明したものです。TCGAの研究者である­Peter Laird博士、Joe Gray博士、Chris Sander博士、Paul Spellman博士、Stacey Gabriel博士、Lynda Chin医師らが、数多くの腫瘍サンプルの分子的機構を解明する作業の重要性と、がん­を引き起こす重大なゲノムのすべての変化を明確にするTCGAの包括的なアプローチに­ついて説明しています。がんゲノムアトラスは、革新的なゲノム解析技術を用いてがんの­遺伝学への理解を促進するため、米国国立がん研究所および国立ヒトゲノム研究所からの­助成を受けた包括的かつ組織的な取り組みです。がんの分子的機構の解明についての詳細­は、以下のURLを参照ください。
http://cancergenome.nih.gov/newsevent…
◆─────────────────◆

元動画掲載日

日本語版公開日

翻訳担当者 平沢沙枝

字幕指導寺田真由美

監修 石井一夫(東京農工大学 ゲノム科学)

出演者

  • Joe Gray博士(オレゴン健康科学大学ナイトがん研究所、医用生体工学ゴードン・ムーア­寄付講座教授、空間的システム生物医学部長)
  • Peter Laird博士(南カリフォルニア大学エピゲノムセンター所長)
  • Chris Sander博士(スローンケタリング記念がんセンター計算生物学センター所長)
  • Stacey Gabriel博士(ハーバード大学・マサチューセッツ工科大学共同設立ブロード研究­­所ゲノムシークエンス・解析共同所長)
  • Lynda Chin医師(ハーバード大学医学部ダナファーバーがん研究所、ベルファー応用がん科­学研究所科学顧問)
  • Paul Spellman博士(ローレンス・バークレー国立研究所ライフサイエンス部門研究者­)

原語動画URLhttps://www.youtube.com/watch?v=L3-cDrszL8I

【免責事項】
当サイトの記事は情報提供を目的として掲載しています。
翻訳内容や治療を特定の人に推奨または保証するものではありません。
ボランティア翻訳ならびに自動翻訳による誤訳により発生した結果について一切責任はとれません。
ご自身の疾患に適用されるかどうかは必ず主治医にご相談ください。

がん研究に関連する記事

欧州臨床腫瘍学会(ESMOアジア2024)ハイライトの画像

欧州臨床腫瘍学会(ESMOアジア2024)ハイライト

ESMOアジア会議2024は、アジア地域における集学的腫瘍学に特化した年次イベントである。新しい治療法、特定のがん種の管理に関する詳細な議論、アジア全域を対象とした臨床試験、アジア地域...
前がん状態と腫瘍の生物学の手がかりを探すNIH研究の画像

前がん状態と腫瘍の生物学の手がかりを探すNIH研究

概要複数の研究から得られた新たな知見は、腫瘍がどのように発生し、広がり、治療に反応するかに関する重要な情報を提供する。がんムーンショット計画の一つで、国立衛生研究所(NIH)が...
プロトコル例外適用で標的治療試験に参加した患者の転帰は適格参加者と同様の画像

プロトコル例外適用で標的治療試験に参加した患者の転帰は適格参加者と同様

臨床試験の適格基準拡大がもたらす利点に注目した研究 大規模ながんバスケット試験/アンブレラ試験において、適格基準(参加要件)免除および検査免除により試験に参加した、治療抵抗性を...
臨床試験における全生存期間(OS)解析の考察:米国AACR、ASA、FDAによる概説の画像

臨床試験における全生存期間(OS)解析の考察:米国AACR、ASA、FDAによる概説

ベネフィット・リスク評価改善のためのベストプラクティス、新たな統計的手法、提言をClinical Cancer Research誌に掲載米国癌学会(AACR)の学術誌Clini...