がん医療
クラウドファンディングサイトがインチキ療法を推進?
2018年12月17日
「インターネットの資金調達サイトはがんのインチキ代替療法の使用をあおっていると専門家たちが警告している」とMail Online紙が報じている。The Independent紙でも次のように警告している。「クラウドファンディングのサイトは、
医療ニュース:事実と虚偽を見分ける8つのポイント
2018年11月12日
がん関連のニュース記事を見るとがんの予防、検査、治療に関する最近の「飛躍的進歩」といった文言をいたるところで見かけます。でも、今あなたが読んでいるその情報はどれほど正確なのでしょうか?また、掲載されている研究があなたにとって重要であるのかを
患者直接報告(PRO)を改善する新たなイニシアチブ
2018年11月2日
全米6カ所の病院情報システムで、がん治療に関連する症状の報告と管理を改善するための新たな共同研究が開始された。このイニシアチブはダナファーバーがん研究所が主導するもので、SIMPRO[シムプロ]リサーチセンターと呼ばれる。症例管理の改善およ
ASCO他が、臨床試験の参加基準を緩和するガイドライン案をFDAに提出
2018年9月12日
米国臨床腫瘍学会(ASCO)およびフレンズ・オブ・キャンサーリサーチ(Friends)は、がんの臨床試験の適格基準を現在より広げる5つの新ガイドライン案を米国食品医薬品局(FDA)に提出した。本提言はASCOおよびFriendsが共同で行っ
試験参加者への遺伝子検査結果の返却に関する取り組み
2018年6月29日
遺伝子検査を含む研究の参加者は、検査結果を受け取らないのが一般的である。その理由の一つは、受け取ることによって研究参加者に潜在的利益を上回る負担が生じる可能性が懸念されるためである。 しかし今回の新たな研究では、多くの研究参加者が、結果を受
高齢者機能評価により医師と高齢患者のコミュニケーションが改善
2018年6月25日
ASCOの見解 「私たち医療界では、がん治療の価値を生存重視の観点で考えることが多いのですが、高齢患者に関しては、それ以外のことにも目を向ける必要があると思います。高齢者機能評価はその患者のすべてを診て治療するために効果的なツールであること
臨床試験における患者の安全確保
2018年4月16日
米国国立がん研究所(NCI)が制作した動画に、一社)日本癌医療翻訳アソシエイツ(JAMT/ジャムティ)が日本語字幕を付けたものです。 ◆─────────────────◆ 臨床試験参加者はがん研究に不可欠な存在です。臨床試験におい
一般紙では肯定的結果の臨床試験は2倍多く取り上げられる
2017年11月28日
肯定的な結果が出たランダム化比較試験は、否定的な結果が出た試験に比べ一般紙で取り上げられる可能性が約2倍であるとの研究結果が、マドリードで開催された2017年欧州臨床腫瘍学会(ESMO2017)のPublic Health and Heal
がん領域におけるシームレス臨床試験数が近年増加
2017年11月20日
シームレス試験の増加はFDAの承認を受けているがん治療薬数の増加に比例している シームレス・アプローチを取り入れたがんの早期臨床試験は、第1、2、および3相による計画で定義した従来の臨床試験アプローチと異なる。その数は増加し続
ASCO、がん臨床試験に対する適格基準の緩和を推奨
2017年11月10日
米国臨床腫瘍学会(ASCO)とフレンズ・オブ・キャンサーリサーチ(Friends)は、がん臨床試験に対し、より多くが参加できる適格基準の使用を求めている。この推奨は、本日Clinical Oncology(JCO)誌に掲載された’スペシャル
ハイリスク医療機器承認時の試験、厳密さに欠けるおそれ
2017年8月29日
医療機器変更の根拠となる試験の多くは厳密さに欠け、バイアスの可能性がある カリフォルニア大学サンフランシスコ校(UCSF)およびイェール大学医学部の研究者らの新しい研究によると、ハイリスク医療機器の設計または使用の際の変更を検
がん治療の大きな進歩 – 単なる希望ではない現実
2017年6月1日
Douglas R. Lowy医師 米国で4人に1人の死亡ががんに起因している状況において、この恐ろしい疾患に対する進歩は重要なニュースである。最近発表された1975〜2014年のがんの状況に関する年次報告書(The Annu
臨床的判断におけるがん観察研究の役割強化をASCOが勧告
2017年5月14日
米国臨床腫瘍学会(ASCO)は、臨床的判断におけるがん観察研究の役割を強化する一連の勧告を発表した。Journal of Clinical Oncology(JCO)誌に掲載されたASCOのリサーチ・ステートメントでは、観察研究の活用機会を
家族のがん既往歴を収集して主治医と共有する必要性
2017年5月5日
2016年2月 Cancer.Net編集委員会承認 画像はこちら 家族の既往歴を主治医と共有することは大切です。これは、がんと診断された場合に特に当てはまります。この記事では、がん家系の可能性を調べることがなぜ有用か、そして、どのように調べ
患者の治験薬アクセスに関し、ASCOが声明を発表
2017年5月4日
ASCOは、FDAのexpanded access program(EAP)、(*「人道的見地からの医薬品供給」)の強化を支持する。他方で、「患者が治験薬を試みる権利」法(Right-to-Try Measures)は有効策ではなく、患者に
がん臨床試験、患者集積の遅れ―試験の種類と最初の患者登録
2017年4月18日
米国がん学会(AACR)の機関誌Clinical Cancer Research誌に公表された研究によると、国内の研究共同グループが主導するがん臨床試験と、試験開始から最初の患者の登録までにかかる時間は、患者集積の遅れに結びつく要因の一部だ
NIH補助金減額の大統領予算案に反対、ASCO会長が声明
2017年4月7日
ASCO会長であるDaniel F. Hayes医師による声明 われわれは、米国国立衛生研究所(NIH)から60億ドルを削減するトランプ大統領の予算概要に強く反対する。NIH財政支出を20%近くも減額することは、わが国の既に脆
院内調剤所の設置で治療の質が向上し、処方ミスも減少
2017年3月15日
専門家の見解 「がんセンター内にある院内調剤所の新たなモデルを採用した結果、処方ミスや、患者が薬剤を受け取るまでの時間が著しく減少しました」と、米国臨床腫瘍学会(ASCO)の専門委員で、Quality Care Symposium News
臨床試験の“相”とは?
2016年11月16日
米国国立がん研究所(NCI)が制作した動画に、一社)日本癌医療翻訳アソシエイツ(JAMT/ジャムティ)が日本語字幕を付けたものです。 ◆─────────────────◆ ホワイトボード上の動画は、臨床試験の3つの主要な相について説明し
医薬品の広告
2016年9月20日
MDアンダーソン OncoLog 2016年8月号(Volume 61 / Issue8) Oncologとは、米国MDアンダーソンがんセンターが発行する最新の癌研究とケアについてのオンラインおよび紙媒体の月刊情報誌です。最新号URL &
抗がん剤は高い?安い?各国の価格事情
2016年8月28日
プレスリリース低所得国では価格が低いにもかかわらず、抗がん剤は入手困難である ASCOの見解「国によって薬価は大きく異なりますが、より重要なことは、価格が上昇すると患者に大きな負担をかけてしまうことです。全ての患者が手頃な価格で治
『~患者のための~がんの臨床試験(治験)ハンドブック』冊子
2016年8月27日
米国国立がん研究所(NCI)出版物 ************ ★電子書籍も販売開始しました。各電子書店でご購入下さい★ 『がんの臨床試験ハンドブック』 1冊300円(税別) Amazon kindle版、紀伊国屋 Kinoppy、楽天 Ko
感染症起因のがん発症率は社会情勢と大きく関連
2016年8月23日
社会経済的発展は、感染症起因のがんの減少に関連している 2016年7月25日発行Lancet Global Health誌の記事によると、2012年の新たながん患者1400万人の中で、15.4%は発がん性の感染症に起因していた
医療現場の電子環境が医師のバーンアウトにつながる
2016年7月29日
ミネソタ州ロチェスター:保健医療における電子環境の増加と進歩が米国の医師に大きな影響を与えている。メイヨークリニック主導の全米医師を対象とした研究によると、電子健康状況記録およびコンピューター化医師オーダーエントリーの使用は、医師の満足度の