Duragesic25mcg/hr(フェンタニル経皮剤) CII疼痛貼付剤
疼痛管理専門医、その他の医療従事者、患者向け
PriCara and Sandoz Inc.社は、米国で販売されているDuragesicパッチ25mcg/hrの全国的リコールを発表した。この製品のリコールは、パッチ薬剤部分の片面が切れている可能性があり、それによってフェンタニル・ゲルが漏れ、患者や介護者の皮膚に直接触れる恐れがあるためである。フェンタニルは強力なSchedule IIオピオイド薬であり、ゲルに触れると呼吸抑制や致死的となりうる過剰投与などの重篤有害事象を引き起こす可能性がある。破れたパッチは使用してはならない。このリコールの対象となるパッチの使用期限は2009年12月以前であり、すべてALZA Corporationによって製造されている。
[February 12, 2008 – Press Release – PriCara]
【免責事項】
当サイトの記事は情報提供を目的として掲載しています。
翻訳内容や治療を特定の人に推奨または保証するものではありません。
ボランティア翻訳ならびに自動翻訳による誤訳により発生した結果について一切責任はとれません。
ご自身の疾患に適用されるかどうかは必ず主治医にご相談ください。
FDAニュースに関連する記事
米FDA、筋層浸潤性膀胱がんにデュルバルマブを承認
2025年4月7日
2025年3月28日、米国食品医薬品局(FDA)は、成人の筋層浸潤性膀胱がん(MIBC)に対し、根治的膀胱全摘除術の前にゲムシタビンおよびシスプラチンと、デュルバルマブ(販売名:イミフ...
米FDA、転移去勢抵抗性前立腺がん治療薬Pluvictoの適応拡大
2025年4月8日
2025年3月28日、米国食品医薬品局(FDA)は、lutetium Lu 177 vipivotide tetraxetan(ルテチウム[177Lu]ビピボチドテトラキセタン)(販売...
米FDA、PD-L1を発現するHER2陽性胃・食道胃接合部腺がんにペムブロリズマブを承認
2025年4月4日
2025年3月19日、米国食品医薬品局(FDA)は、PD-L1の発現(CPS≧1)が認められる切除不能な局所進行性または転移性のHER2陽性胃腺がんまたは食道胃接合部腺がん成人患者に対...
米FDA、成人と小児のAML/MDSでのallo-HSCTの前処置としてトレオスルファン+フルダラビンを承認
2025年2月11日
2025年1月21日、米国食品医薬品局(FDA)は、1歳以上の急性骨髄性白血病(AML)または骨髄異形成症候群(MDS)の成人および小児患者を対象とした同種造血幹細胞移植(allo-HSCT)...