Agrylin (anagrelide hydrochloride)安全性情報

原文
血液専門医、腫瘍医、他の医療従事者向け

Shire社とFDAは、Agrylin(anagrelide hydrochloride(塩酸塩))の処方情報の禁忌と警告セクションの改訂を医療従事者に通達した。Agrilinは、骨髄増殖症候群によって起こる血小板血症の治療に認可された治療薬で、血小板値を下げ血栓症リスクを減らし、血栓出血症状などの関連症状を緩和する。薬物動体学的試験で、中等度の肝障害を持つ患者においては、anagrelide 塩酸塩の総暴露量(AUC)は8倍に上ることが判明した。重度の肝障害のある患者でのanagrelide 塩酸塩の使用はまだ研究されていない。薬剤添付書の改訂には、重度の肝障害をもつ患者へのAgrilinの使用の禁忌が含まれている。警告セクションには、中度の肝障害のある患者への投与量減量の必要性と、これらの患者の心臓血管系への影響を注意深く監視する必要があることを記載している。 [January 2005 – Letter – Shire Development Inc.] [December 2004 – Label– Shire Development Inc.]

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