「シスプラチン」での検索結果
カルボプラチン強化療法によりグループ3髄芽腫の生存率が上昇
2021年8月17日
放射線療法にカルボプラチンを追加することにより、グループ3型小児髄芽腫患者の5年生存率が19%上昇したことが第3相ランダム化比較試験で明らかになった。 シアトル・チルドレンズ病院のSarah Leary博士らによると、グループ3とは、統合診
FDAが局所進行/転移性尿路上皮がんにエンホルツマブベドチンを承認
2021年7月16日
2021年7月9日、米国食品医薬品局(FDA)は、プログラム細胞死受容体-1(PD-1)またはプログラム細胞死リガンド(PD-L1)阻害薬およびプラチナ製剤を含む化学療法による治療歴を有する、またはシスプラチンを含む化学療法が不適応であり1
中咽頭がんにおける治療強度の減弱
2021年7月5日
喉の中が激しく焼けて、唾を飲みたくないと思うことを想像してみよう。それどころか、何も問題なく飲み込めるはずの唾液を大きなコップに吐き出す。何度も何度も。何週間も。 2014年の一時期、それがJason Mendelsohn氏の日課だった。
トリプルネガティブ乳がんに対する術前化学療法後のプラチナ製剤は有益でない
2021年7月1日
トリプルネガティブ乳がん(TNBC)で浸潤性残存病変を有する患者において、術前化学療法後にプラチナ製剤を投与しても利益はなく、毒性が増すことが確認されたと研究者らは語る。 ナッシュビルにあるバンダービルト大学のIngrid Mayer医師は
局所進行子宮頸がんでは化学放射線療法後のカルボ/パクリ追加治療は生存期間を延長しない
2021年6月16日
【米国臨床腫瘍学会(ASCO)の見解】 「本試験によって、化学療法と放射線療法(以下、化学放射線療法)を実施後に化学療法を追加しても、局所進行子宮頸がん患者の生存期間は延長しないという明確なエビデンスが得られた。この結果は、局所進行子宮頸が
リアルワールドデータでは、免疫療法薬は高齢肺がん患者の生存期間を改善しない
2021年6月28日
高齢の進行非小細胞肺がん(NSCLC)患者の治療に免疫療法の導入が急速に進んでいるが、生存率は臨床試験でみられたものよりも顕著に低いことがメディケア適用患者のデータから明らかになっている。 ハーバード大学医学部(ボストン)のKenneth
ニボ+化学療法またはニボ+イピ併用療法が進行食道扁平上皮がんの全生存期間を改善
2021年6月14日
米国臨床腫瘍学会(ASCO)の見解 「進行食道がん患者さんは現在、治療選択肢がほとんどありませんが、その一部の患者さんはこれから免疫療法の恩恵を得ることになります。ニボルマブとイピリムマブの免疫療法薬2剤による併用療法は、化学療法を使用しな
初回治療への免疫療法薬トリパリマブ追加は、再発/転移鼻咽頭がんの進行を遅らせる
2021年6月11日
米国臨床腫瘍学会(ASCO)の見解 「末期鼻咽頭がんの治療法開発は、他のがんの治療より遅れています。JUPITER-02試験の結果は、疾患が進行した患者さんの治療を変え、新たな希望を与えるものです」と、米国臨床腫瘍学会(ASCO)の副会長お
免疫療法薬アテゾリズマブは早期非小細胞肺がん切除患者の再発を遅らせる
2021年6月1日
米国臨床腫瘍学会(ASCO)の見解 「早期肺がんの治療に免疫療法が有効であることが初めて確認されました。IMpower010試験は、特定の患者において、アテゾリズマブ(販売名:テセントリク)が進行がんへの進行を遅らせ、より積極的な治療の必要
2021年ASCO年次総会(6月4-8日)注目のトップ演題
2021年5月27日
2021年米国臨床腫瘍学会(ASCO)年次総会の公式プレス向けプログラムで、前立腺がん、乳がん、肺がん、腎がんの治療、検診、予防、治療へのアクセス、免疫治療、プレシジョン医療などの進歩が紹介される。プレス向けプログラムに掲載される研究は、年
FDAがHER2陽性胃がんと胃食道接合部がんにペムブロ+トラスツズマブ+化学療法を承認
2021年5月8日
2021年5月5日、米国食品医薬品局(FDA)は、切除不能な局所進行性または転移性のHER2陽性胃腺がんおよび胃食道接合部(GEJ)腺がん患者に対する一次治療として、ペムブロリズマブ(販売名:キイトルーダ、Merk & Co.社)と
進行胆道がん治療の大きな一歩、FOLFOX療法
2021年4月12日
医学研究がただ一つの結論に至ることはほとんどない。最終的な答えや決定的な解決がないこともよくあり、科学は進化し続け、それに伴ってやるべきこと、理解すべきこと、調査すべきことが増え続けている。 しかし、時として、蓄積された知見が実際に医療行為
FDAが食道/胃食道接合部がんにペムブロリズマブを承認
2021年3月26日
2021年3月22日、米国食品医薬品局(FDA)は、外科的切除または根治的化学放射線療法の対象とならない、局所進行または転移のみられる食道がんまたは胃食道接合部(GEJ)(胃食道接合部から1~5cm上に腫瘍中心がある)がん患者に対し、プラチ
免疫療法薬ニボルマブはハイリスク尿路上皮がんの無病生存期間を倍増させる
2021年3月15日
米国臨床腫瘍学会(ASCO)の見解 「筋層浸潤尿路上皮がんは、現在の標準治療である外科手術を行っても術前化学療法の有無にかかわらず再発リスクが高いがんです。これらの新しい知見は、再発リスクが最も高い患者では手術後に免疫療法を行うことにより、
進行食道がんの早期治療に免疫チェックポイント阻害薬が有望
2020年11月4日
先ごろ発表された2つの大規模臨床試験の結果によると、免疫療法は一部の進行食道がん患者で早期治療の一角を担うことになるかもしれない。 両試験で、標準治療に比べて免疫チェックポイント阻害薬による治療は、進行食道がん患者が増悪することなく生存でき
FDAが悪性胸膜中皮腫の一次治療にニボ+イピ併用を承認
2020年10月10日
アスベスト繊維の吸入により発現するがん、中皮腫に対する16年ぶりの承認 速報 2020年10月02日 本日、米国食品医薬品局(FDA)は、手術による切除が不能な悪性胸膜中皮腫成人患者の一次治療薬として、オプジーボ(販売名:ニボルマブ)とヤ―
抗PD-L1抗体薬アベルマブは進行性尿路上皮がんの生存率を改善する
2020年10月7日
【ロイター】JAVELIN Bladder 100試験の結果によると、進行性または転移性の尿路上皮がんに対して、維持療法として avelumab [アベルマブ](販売名:バベンチオ)を支持療法( best supportive care)に
進行膀胱がんに対する免疫療法薬のタイミングが明らかに
2020年8月3日
2020年6月24日 最新情報:2020年7月1日、米国食品医薬品局(FDA)が白金製剤を用いた化学療法後に腫瘍が縮小したか又は増殖を止めた進行膀胱がんを有する患者に対し、アベルマブ(バベンチオ)を承認した。この承認は、転移していない(局
胸部がんとメラノーマの抗PD-1療法著効と分子レベルの転帰予測【ASCO20】
2020年6月28日
ジョンズホプキンス大学キンメルがんセンターの胸部がん専門家およびがんゲノム専門家は、がん治療・ケアに携わる医師および専門家が所属する国際学会である米国臨床腫瘍学会(ASCO)の年次総会で、中皮腫、肺がん、および悪性黒色腫に関する有望な知見お
進行尿路上皮がんの一次化学療法後、免疫療法アベルマブが全生存を改善
2020年6月5日
ASCOの見解 「進行性尿路上皮がんは、化学療法による一次治療後に再発しやすい特徴があります。本試験は、進行性尿路上皮がんに対して、全生存期間のこれまでで最長の延長を示しました。維持療法としてのアベルマブは、再発までの期間を有意に延長しまし
FDAが進展型小細胞肺がんにデュルバルマブを承認
2020年4月12日
2020年3月27日、米国食品医薬品局(FDA)はデュルバルマブ(販売名:イミフィンジ、AstraZeneca社)とカルボプラチン+エトポシドまたはシスプラチン+エトポシドとの併用療法を進展型小細胞肺がん(ES-SCLC)患者の初回治療とし
進行非小細胞肺癌患者に対する治療としてシスプラチンベースの化学療法とカルボプラチンベースの化学療法の比較
2020年3月3日
コクランレビュー記事が コクラン 日本語版ウェブサイト に掲載されました。 「進行非小細胞肺癌患者に対する治療としてシスプラチンベースの化学療法とカルボプラチンベースの化学療法の比較」 《実施組織》一般社団法人 日本癌医療翻訳アソシエイツ(
デュルバルマブと化学療法の併用により、小細胞肺がんの生存期間が延長
2019年11月27日
大規模臨床試験の新しい結果で、免疫療法薬のデュルバルマブ(販売名:イミフィンジ)は一部の進行小細胞肺がん患者の生存期間を延長する可能性があることが明らかになった。本試験では、デュルバルマブと標準化学療法レジメンの併用により、新規に診断された
化学放射線療法は、放射線単独より子宮体がんの生存率を改善
2019年8月14日
Ⅲ期子宮体がん患者または漿液性組織像を示す患者、あるいはその両方において最も有用性が認められた 高リスク子宮体がん患者を対象とした国際ランダム化第3相試験であるPORTEC-3試験の最新データで、術後に同時化学放射線療法を受けた患者群では、