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Propranolol Hydrochloride[プロプラノロール]

プロプラノロールは、以下の治療に承認されています。
・小児血管腫(良性腫瘍)。5週目から5か月までの小児患者に使用されます。
本適応で承認されているプロプラノロールの商品名(以下、米国商標):「ヘマンジオル」。
プロプラノロールは、褐色細胞腫患者の手術前や他の疾患や病態を含む高血圧の治療に他の商標でも使用されています。
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Valrubicin[バルルビシン]

バルルビシンは、以下の治療に承認されています。

膀胱がん。カルメット-ゲラン桿菌(BCG)による治療が奏効しない上皮内がんに対する治療として膀胱内に直接投与されます。直ちに手術を受けることができない患者に使用されます。
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Sunitinib Malate [ス二チニブ]

スニチニブは、以下の治療に承認されています。

・消化管間質腫瘍(胃がんの一種)。イマチニブを使用中に病態が増悪した患者や、イマチニブを使用できない患者に対して使用されます。

・膵臓がん。手術による摘出不可能、局所進行または転移した進行性神経内分泌腫瘍の患者に対して使用されます。

・腎細胞がん(腎がんの一種)。

・進行疾患の患者に使用されます。

・腎摘除術を受けており、がんが再発するリスクが高い患者に補助療法として使用されます。

スニチニブは、他のがん種の治療についても試験が行われています。
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Pertuzumab[ペルツズマブ]

ペルツズマブは、以下の治療にトラツズマブおよびドセタキセルまたは他剤との併用で承認されています。
・HER2陽性(HER2+)の乳がん
・転移疾患に対して抗HER2療法や化学療法を受けたことのない転移疾患の患者に使用されます。
・局所進行、炎症性または早期乳がんに対する術前補助療法(術前に腫瘍を縮小させるため)として使用されます。
・再発リスクの高い早期乳がんに補助療法として使用されます。
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Pemigatinib[ペミガチニブ]

ペミガチニブは、以下の治療に承認されています。
・転移または局所進行し手術による治療ができない胆管がん。FGFR2遺伝子融合またはFGFR2遺伝子の構造に他の変化を有する疾患に対して治療歴がある成人患者に使用されます。
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Pemetrexed[ペメトレキセド]

ペメトレキセドは、以下の治療に単剤または他剤との併用で承認されています。
・手術で治療できない悪性胸膜中皮腫
・再発、局所進行または転移した非扁平上皮非小細胞性肺がん(特定の患者)
Sotorasib [ソトラシブ]の画像

Sotorasib [ソトラシブ]

ソトラシブは、以下の治療に承認されています。

・KRAS p.G12C変異を有する転移非小細胞肺がん(NSCLC)。1種類以上の全身療法を受けた成人患者に使用されます。

ソトラシブは、FDAの迅速承認プログラムの下で承認されています。承認の条件として、検証的試験により本剤がこれらの患者に有用性をもたらすことが示されなければなりません。

ソトラシブは他のがん種についても試験が行なわれています
Sorafenib Tosylate [ソラフェニブ]の画像

Sorafenib Tosylate [ソラフェニブ]

ソラフェニブは、以下の治療に承認されています。

・手術による切除不能な肝細胞がん(肝がんの一種)。

・進行腎細胞がん(腎がんの一種)。

・甲状腺がん。放射性ヨード療法に反応しなくなった進行、再発または転移疾患を有する特定の患者に使用されます。

ソラフェニブは、他のがん種の治療についても試験が行われています。
Uridine Triacetate [ウリジントリアセテート]の画像

Uridine Triacetate [ウリジントリアセテート]

ウリジントリアセテートは、以下の緊急治療薬として承認されています 。

・フルオロウラシルまたはカペシタビン投与後4日以内に発現した心疾患系または 中枢神経系に対する毒性またはその他の重篤な副作用

・フルオロウラシルまたはカペシタビンの過剰投与

ウリジントリアセテートは、その他の病態 についても試験が行われています。
Pembrolizumab[ペムブロリズマブ]の画像

Pembrolizumab[ペムブロリズマブ]

ペムブロリズマブは、以下の治療に承認されています。
トリプルネガティブ乳がん
子宮頸がん
古典的ホジキンリンパ腫
皮膚扁平上皮がん
子宮内膜がん
転移食道がんまたは胃食道接合部がん
胃がん・胃食道接合部腺がん
肝細胞がん(肝がんの一種)
メラノーマ
メルケル細胞がん(成人および小児)
高頻度マイクロサテライト不安定性(MSI-H)またはミスマッチ修復欠損(dMMR)がん
非小細胞肺がん
原発性縦隔大細胞型B 細胞リンパ腫
腎細胞がん
腫瘍遺伝子変異量の高い(TMB-H)固形がん
頭頸部扁平上皮がん
尿路上皮がん
Nivolumab and Relatlimab-rmbw[ニボルマブとレラトリマブの配合剤]の画像

Nivolumab and Relatlimab-rmbw[ニボルマブとレラトリマブの配合剤]

ニボルマブとレラトリマブの配合剤は、以下の治療に承認されています。
・手術による切除不能または転移したメラノーマ。成人患者と12歳以上の小児患者に使用されます。
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Pegfilgrastim[ペグフィルグラスチム]

ペグフィルグラスチムは、以下の成人および小児患者の感染症リスクの低減に承認されています。
・非骨髄性がんに対する骨髄抑制化学療法による好中球減少症。
ペグフィルグラスチムは、フィルグラスチムとポリエチレングリコールの結合体です。この結合体は、フィルグラスチムよりも体内に長く滞留するため、投与回数が少なくて済みます。
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Pegaspargase[ペグアスパラガーゼ]

ペグアスパラガーゼは、以下の治療に他剤との併用で承認されています。
・急性リンパ芽球性白血病(ALL)。成人および小児患者に使用されます。
・初回治療として使用されます。
・アスパラギナーゼで治療できないがんに使用されます。
Pazopanib[パゾパニブ]の画像

Pazopanib[パゾパニブ]

パゾパニブは、以下の治療に承認されています。
・進行腎細胞がん(腎がんの一種)
・進行軟部肉腫。すでに化学療法を受けたことのある患者に使用されます。
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Nivolumab[ニボルマブ]

ニボルマブは、以下の治療に単剤または他剤との併用で承認されています。
・以下のいずれかの治療後にがんが再発または増悪した成人患者における古典的ホジキンリンパ腫
   - 自家幹細胞移植およびブレンツキシマブ ベドチンによる治療
   - 自家幹細胞移植を含む3種以上の他の治療
・成人患者および12歳以上の小児患者における大腸がん。フルオロピリミジン、オキサリプラチンおよびイリノテカンによる治療後に増悪した高頻度マイクロサテライト不安定性(MSI-H)またはミスマッチ修復機能欠損(dMMR)の転移性大腸がんの治療に単独またはイピリムマブとの併用で使用されます。
・食道がんまたは胃食道接合部腺がん。
   - 食道がんまたは胃食道接合部腺がんを化学療法と放射線療法の併用で治療し、その後がんを完全に切除する手術を受けたが、切除した腫瘍またはリンパ節にがん細胞が見つかった患者に使用されます。
   - 食道の扁平上皮細胞がんが手術による切除不能で、フルオロピリミジンおよびプラチナ製剤による化学療法による治療後に転移または再発した患者に使用されます。
・転移した胃がん、胃食道接合部腺がんまたは食道がん。フルオロピリミジンおよびプラチナ製剤による化学療法との併用で使用されます。
・悪性胸膜中皮腫。がんが手術による切除不能な成人患者に初回治療としてイピリムマブとの併用で使用されます。
・メラノーマ
   - 手術による切除不能または転移したがん患者に使用されます。イピリムマブとの併用で使用されることもあります。
   - リンパ節に広がったまたは転移したメラノーマを切除するための手術を受けたことがある患者に使用されます。
・非小細胞肺がん。
   - PD-L1タンパク質を発現しEGFRまたはALK遺伝子に変異のない転移がんの成人患者に、イピリムマブとの併用で初回治療として使用されます。
   - EGFRまたはALK遺伝子に変異のない転移または再発がんの成人患者に、イピリムマブおよびプラチナ製剤による化学療法との併用で初回治療として使用されます。
   - プラチナ製剤による化学療法の治療中または治療後に増悪した転移がんの患者に使用されます。EGFRまたはALK遺伝子に変異を有するがん患者は、遺伝子変異に対しFDAが承認した治療を受けた後に増悪した場合にのみ、ニボルマブによる治療を受けるべきです。
・進行した腎細胞がん(腎臓がんの一種)。
   - 血管新生阻害薬による治療を受けた患者に対して使用されます。
   - 初回治療としてカボザンチニブとの併用で使用されます。
   - 一部の腎細胞がん患者に初回治療としてイピリムマブとの併用で使用されます。
・転移または再発した頭頸部の扁平上皮がん。プラチナ製剤による化学療法の治療中または治療後にがんが増悪した患者に使用されます。
・尿路上皮がん(膀胱または尿路がんの一種)。
   - 再発リスクの高いがん患者においてがんを切除する手術を受けた後に使用されます。
   - プラチナ製剤による化学療法で治療したが、効果が得られなかったもしくはこれ以上効果が得られない患者、あるいはプラチナ製剤による化学療法の治療中または治療後にがんが増悪した患者に使用されます。
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Niraparib[ニラパリブ]

ニラパリブは、以下の治療に承認されています。
・上皮性卵巣がん、卵管がん、または原発性腹膜がん。
・プラチナ製剤を含む初回化学療法で完全奏効または部分奏効が得られた進行がんの成人患者に対して、維持療法として使用されます。
・プラチナ製剤を含む化学療法で完全奏効または部分奏効が得られた再発がんの成人患者に対して、維持療法として使用されます。
・3種以上の化学療法レジメンを受けたことがある進行がんの成人患者で、疾患が以下のどちらかに当てはまる患者に使用されます。
 ・BRCA1またはBRCA2遺伝子に特定の変異がある。
 ・ゲノム不安定性を有しプラチナ製剤を含む化学療法が奏効した後に増悪した。
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Moxetumomab Pasudotox-tdfk[モキセツモマブ パスドトクス]

モキセツモマブ パスドトクスは、以下の治療に承認されています。
・再発または難治性の有毛細胞白血病。プリンヌクレオシドアナログを含む2回以上の全身療法歴のある成人患者に使用されます。
Mogamulizumab-kpkc[モガムリズマブ]の画像

Mogamulizumab-kpkc[モガムリズマブ]

モガムリズマブは、以下の治療に承認されています。
・菌状息肉症またはセザリー症候群(皮膚T細胞リンパ腫の1種)。1種類以上の全身療法を受けた成人患者に対して再発または難治性疾患を治療するために使用されます。
Mobocertinib[モボセルチニブ]の画像

Mobocertinib[モボセルチニブ]

モボセルチニブは、以下の治療に承認されています。
・プラチナ製剤による化学療法での治療中または治療後に増悪した局所進行または転移非小細胞肺がん(NSCLC)。特定のEGFR遺伝子変異を有する成人患者に使用されます。
Mitoxantrone[ミトキサントロン]の画像

Mitoxantrone[ミトキサントロン]

ミトキサントロンは、以下の治療に他剤との併用で承認されています。
・成人の急性非リンパ球性白血病
・前立腺がん。ホルモン抵抗性進行疾患への緩和治療として用いられます。
Mitomycin[マイトマイシン]の画像

Mitomycin[マイトマイシン]

マイトマイシンは、以下の治療に単剤または他剤との併用で承認されています。
・局所進行または転移した胃と膵臓の腺がん。 他の治療で改善しなかった患者に使用されます。
・上部尿路の尿路上皮癌。低悪性度の疾患を有する成人患者に対する治療として、尿管または腎臓に直接投与されます。本適応で承認されているマイトマイシンの商品名(以下、米国商標):Jelmyto
Nilutamide[ニルタミド]の画像

Nilutamide[ニルタミド]

ニルタミドは、以下の治療に承認されています。
・転移した前立腺がん。睾丸を切除する手術(睾丸摘除術)を受けた患者に使用します。
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Nilotinib[ニロチニブ]

ニロチニブは、以下の治療に承認されています。
・フィラデルフィア染色体陽性の慢性骨髄性白血病(CML)
・新たに慢性期CMLと診断された成人患者および1歳以上の小児患者
・イマチニブを含む治療ができないまたは奏効しない慢性期または移行期のCML成人患者
・チロシンキナーゼ阻害剤による治療ができないまたは奏効しない慢性期CMLの1歳以上の小児患者
Neratinib Maleate[ネラチニブ]の画像

Neratinib Maleate[ネラチニブ]

ネラチニブは、以下の治療に承認されています。
・HER2陽性乳がん。
・早期疾患に対してトラスツマブによる治療を受けた成人患者に、延長補助療法として使用されます。 
・転移疾患に対して2つ以上の他の抗HER2療法を受けた進行または転移疾患を有する成人患者に、カペシタビンとの併用で使用されます。