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Atezolizumab[アテゾリズマブ]

アテゾリズマブは、以下の治療に承認されています。

• 手術による切除不能または転移肝細胞がん(肝がんの一種)。全身療法を受けたことのない患者にベバシズマブとの併用で使用されます。

• BRAF遺伝子に特定の変異のあるメラノーマ。手術による切除不能または転移がんを有する成人患者にコビメチニブおよびベムラフェニブとの併用で使用されます。

• 非小細胞肺がん。以下の用法で使用されます。
  ・PD-L1タンパク質を発現するステージIIA、ステージIIBまたはステージIIIAのがんを有する成人患者に手術後およびプラチナ製剤ベースの化学療法後の補助療法として使用されます。
  ・PD-L1タンパク質を発現し上皮成長因子受容体(EGFR)遺伝子または未分化リンパ腫キナーゼ(ALK)遺伝子に変異のない転移がんを有する成人患者に初回治療として使用されます。
  ・EGFR遺伝子または ALK遺伝子に変異がない非扁平転移がんの成人患者において、初回治療としてベバシズマブ、パクリタキセルおよびカルボプラチンまたはパクリタキセル・アルブミン安定化小粒子製剤およびカルボプラチンとの併用で使用されます。
  ・プラチナ製剤ベースの化学療法による治療中または治療後に転移がんが増悪した成人患者に使用されます。EGFR遺伝子またはALK遺伝子に変異がある患者では、これらの変異に対するFDA承認治療を行った後にがんが増悪した場合に使用されます。

• 小細胞肺がん。進展型小細胞肺がんの成人患者に初回治療としてカルボプラチンおよびエトポシドとの併用で使用されます。

• 手術による切除不能または転移尿路上皮がん(膀胱がんの一種)。以下の患者に使用されます。
  ・PD-L1タンパク質を発現しシスプラチンで治療できないがんを有する成人患者1
  ・プラチナ製剤ベースの化学療法で治療できない成人患者1
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Bicalutamide [ビカルタミド]

ビカルタミドは、以下の治療に承認されています。
・転移した前立腺がん。LH - RHアゴニスト製剤(黄体形成ホルモン放出ホルモン作動薬)と併用されます。
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Thiotepa[チオテパ]

チオテパは、以下の治療に承認されています。
・膀胱がん
・乳がん
・悪性胸水、悪性心嚢液貯留、および悪性腹腔内滲出液
・卵巣がん

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Thioguanine[チオグアニン]

チオグアニンは、以下の治療に寛解導入療法および寛解地固め療法として承認されています。
・急性骨髄性白血病(AML)
チオグアニンは、他のがん種の治療についても試験が行われています。
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Thalidomide[サリドマイド]

サリドマイドは、以下の治療にデキサメタゾンとの併用で承認されています。
・多発性骨髄腫と診断された患者。
サリドマイドは、Thalomid REMS(リスク評価・緩和戦略)と呼ばれる特別なプログラムの一環としてのみ使用可能です。
Tepotinib[テポチニブ]の画像

Tepotinib[テポチニブ]

テポチニブは、以下の治療に承認されています。
・MET遺伝子に特定の変異を有する非小細胞肺がん。転移がんの成人患者に使用されます。
本適応は、FDAの迅速承認プログラムの下で承認されています。
Temsirolimus[テムシロリムス]の画像

Temsirolimus[テムシロリムス]

テムシロリムスは、以下の治療に承認されています。
・進行性腎細胞がん(腎臓がんの一種)
テムシロリムスは、他のがん種の治療についても試験が行われています。
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Temozolomide[テモゾロミド]

テモゾロミドまたはテモゾロマイドは、成人における次の種類の脳腫瘍の治療に承認されています。
・未分化星状細胞腫。ニトロソウレアおよびプロカルバジンを含む療法中に悪化した難治性疾患の患者に使用されます。
・多形性膠芽腫(GBM)。新たに診断された患者において放射線治療と併用して使用され、その後維持療法として単剤で使用されます。
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Tebentafusp-tebn[テベンタフスプ]

テペンタフスプは、以下の治療に使用されます。
・手術による切除不能または転移したぶどう膜メラノーマ。HLA-A*02:01抗原を有する成人患者に使用されます。
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Tazemetostat[タゼメトスタット]

タゼメトスタットは、以下の治療に承認されています。
・局所進行または転移した類上皮肉腫。疾患が手術による切除不能な成人患者および16歳以上の小児患者に使用されます。1
・再発・難治性濾胞性リンパ腫。以下の成人患者に使用されます。
 -EZH2遺伝子に特定の変異を有し、これまで2回以上の全身療法を受けたことがある。1
 -他の治療法を受けることができない。1
Bexarotene [ベキサロテン]の画像

Bexarotene [ベキサロテン]

ベキサロテンは、以下の治療に承認されています。
・他の治療で治療できない、または、改善が見られなかった、皮膚Tリンパ種に起因する皮膚障害
Asparaginase Erwinia Chrysanthemi (Recombinant)-rywn[Erwinia chrysanthemi由来アスパラギナーゼ(エルウィニアL-アスパラギナーゼ)(遺伝子組換え)]の画像

Asparaginase Erwinia Chrysanthemi (Recombinant)-rywn[Erwinia chrysanthemi由来アスパラギナーゼ(エルウィニアL-アスパラギナーゼ)(遺伝子組換え)]

Erwinia chrysanthemi由来アスパラギナーゼ(エルウィニアL-アスパラギナーゼ)(遺伝子組換え)は、以下の成人患者と生後1か月以上の小児患者の治療に承認されています。

・急性リンパ性白血病

・リンパ芽球性リンパ腫
Asparaginase Erwinia chrysanthemi[Erwinia chrysanthemi由来アスパラギナーゼ(エルウィニアL-アスパラギナーゼ)]の画像

Asparaginase Erwinia chrysanthemi[Erwinia chrysanthemi由来アスパラギナーゼ(エルウィニアL-アスパラギナーゼ)]

Erwinia chrysanthemi 由来アスパラギナーゼ(エルウィニアL-アスパラギナーゼ)は、以下のがんの治療薬として他の薬剤と併用することで承認されています。

・急性リンパ性白血病。本剤はErwinia chrysanthemiという細菌に由来するアスパラギナーゼの一種です。本剤は大腸菌由来のアスパラギナーゼを投与できなくなった患者に使用されます。
Asciminib[アシミニブ]の画像

Asciminib[アシミニブ]

アシミニブは、以下の成人患者の治療に承認されています。

・ 慢性期のフィラデルフィア染色体陽性の慢性骨髄性白血病(CML)。以下の患者に使用されます。

 ‐ 2剤以上のチロシンキナーゼ阻害薬による治療歴のある患者1

 ‐ T315I遺伝子変異を有するCML患者
Arsenic Trioxide[亜ヒ酸、三酸化ヒ素]の画像

Arsenic Trioxide[亜ヒ酸、三酸化ヒ素]

亜ヒ酸または三酸化ヒ素は、以下の治療にトレチノインとの併用で承認されています。

・前骨髄球性白血病(PML)遺伝子およびレチノイン酸受容体α(RARA)遺伝子に影響を及ぼす特定の染色体変異がある急性前骨髄球性白血病(APL)

・新たに診断された低リスクのAPLの成人患者に使用されます。

・レチノイドおよびアントラサイクリンによる化学療法で改善が見られなかった、または治療後に再発した患者に使用されます。
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Aprepitant[アプレピタント]

アプレピタントは、他剤との併用で以下の予防に承認されています。

・化学療法に起因する吐き気や嘔吐および外科手術後の吐き気や嘔吐
Apalutamide[アパルタミド]の画像

Apalutamide[アパルタミド]

アパルタミドは、以下の治療に承認されています。

・転移した去勢感受性(テストステロンのレベルを低下させる治療が奏効する)前立腺がん。

・転移していない去勢抵抗性(テストステロンのレベルを低下させる治療が奏効しなかった)前立腺がん。
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Anastrozole[アナストロゾール]

アナストロゾールは、以下の治療に承認されています。

閉経後女性における次のタイプの乳がん。

・初期ステージのホルモン受容体陽性乳がん。すでに他の治療をおこなった患者に使用されます。

・ホルモン受容体陽性または不明(陽性か陰性か分からない)の局所進行または転移乳がん。これらの患者に対して初回治療として使用されます。

・タモキシフェンによる治療後に増悪が認められた進行乳がん。

アナストロゾールは、その他の病態や他のがん種の治療についても試験が行われています。
Amivantamab-vmjw[アミバンタマブ]の画像

Amivantamab-vmjw[アミバンタマブ]

アミバンタマブは、以下の治療に承認されています。

・プラチナ製剤による化学療法中または化学療法後に転移し増悪した非小細胞肺がん(NSCLC)。特定のEGFR遺伝子変異を有する成人患者に使用されます。
Aminolevulinic Acid Hydrochloride[アミノレブリン酸(アラベル)]の画像

Aminolevulinic Acid Hydrochloride[アミノレブリン酸(アラベル)]

アミノレブリン酸は、以下の治療に光線力学的療法での使用が承認されています。

・光線性角化症
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Amifostine[アミフォスチン]

アミフォスチンは、以下の予防において承認されています。

・腎(腎臓)毒性。進行卵巣がんに対するシスプラチンの反復投与に起因する腎毒性作用を軽減するために使用されます。

・口内乾燥(ドライマウス)。一部の頭頚部がん患者において術後放射線治療に起因する口腔内の乾燥を低減するために使用されます。
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Flutamide[フルタミド]

フルタミドは、以下の治療に承認されています。
・局所進行または転移した前立腺がん。LH-RHアゴニスト製剤(黄体形成ホルモン放出ホルモン作動薬)と呼ばれる薬剤と併用されます。
Alpelisib[アルペリシブ]の画像

Alpelisib[アルペリシブ]

アルペリシブは、以下の治療に承認されています。

・ホルモン受容体陽性、HER2陰性でPIK3CA遺伝子に変異がある乳がん。進行または転移乳がんでホルモン療法による治療中または治療後に悪化した閉経後の女性および男性にフルベストラントとの併用で使用されます。
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Fulvestrant[フルベストラント]

フルベストラントは、以下の治療に承認されています。

・乳がん
・ホルモン療法による治療歴のないホルモン受容体陽性(HR+)HER2陰性の進行乳がんの閉経後女性患者に単剤で使用されます。
・ホルモン療法後に悪化したホルモン受容体陽性の進行乳がんの閉経後女性患者に単剤で使用されます。
・ホルモン受容体陽性HER2陰性の進行または転移乳がんの閉経後女性患者にリボシクリブとの併用で使用されます。一次ホルモン療法として、またはホルモン療法による治療中にがんが悪化した後に使用されます。
・ホルモン療法後に悪化したホルモン受容体陽性HER2陰性の進行または転移乳がんの女性患者にパルボシクリブまたはアベマシクリブとの併用で使用されます。