2023年08月の記事一覧
Cytarabine[シタラビン]
2023年8月29日
シタラビンは、以下の治療に他剤との併用で承認されています。
・成人および小児の急性非リンパ球性白血病
シタラビンは、以下の予防および治療にも承認されています。
・髄膜白血病(髄膜に転移する白血病)。髄腔内療法として使用されます。
シタラビンは、以下の治療にも使用される場合があります。
・急性リンパ芽球性白血病(ALL)
・急性転化期の慢性骨髄性白血病(CML)
・成人および小児の急性非リンパ球性白血病
シタラビンは、以下の予防および治療にも承認されています。
・髄膜白血病(髄膜に転移する白血病)。髄腔内療法として使用されます。
シタラビンは、以下の治療にも使用される場合があります。
・急性リンパ芽球性白血病(ALL)
・急性転化期の慢性骨髄性白血病(CML)
免疫療法薬が一部の陰茎がんに有効である可能性
2023年8月29日
ダナファーバーがん研究所研究概要表題進行陰茎がんにおける免疫チェックポイント阻害薬の安全性と有効性:世界泌尿生殖器希少腫瘍学会(Global Society of Ra...
Copanlisib Hydrochloride[コパンリシブ]
2023年8月29日
コパンリシブは、以下の治療に承認されています。
・再発した濾胞性リンパ腫。2つ以上の他の全身治療を受けたことのある成人患者に使用されます。
・再発した濾胞性リンパ腫。2つ以上の他の全身治療を受けたことのある成人患者に使用されます。
Epirubicin Hydrochloride[エピルビシン]
2023年8月29日
エピルビシンは、以下の治療に他の薬剤との併用で承認されています。
・乳がん。がんが腋下リンパ節に浸潤した患者において手術後に使用されます。
・乳がん。がんが腋下リンパ節に浸潤した患者において手術後に使用されます。
Enasidenib Mesylate[エナシデニブ]
2023年8月28日
エナシデニブは、以下の治療に承認されています。
・再発あるいは難治性急性骨髄性白血病(AML)。イソクエン酸デヒドロゲナーゼ2(IDH2)遺伝子に変異がある急性骨髄性白血病の成人患者に使用されます。
・再発あるいは難治性急性骨髄性白血病(AML)。イソクエン酸デヒドロゲナーゼ2(IDH2)遺伝子に変異がある急性骨髄性白血病の成人患者に使用されます。
Dostarlimab-gxly [ドスタルリマブ]
2023年8月28日
ドスタルリマブは、ミスマッチ修復欠損(dMMR)がある、以下の再発または進行がんを有する成人患者の治療に承認されています。
・プラチナ製剤による化学療法で治療されたが、効果がなかったもしくはこれ以上効果のない子宮内膜がん
・他の治療法で治療中または治療後に増悪し、他の療法で治療できない固形がん
ドスタルリマブは、FDAの迅速承認プログラムの下で承認されています。承認の条件として、検証的試験により本剤がこれらの患者に臨床的有用性をもたらすことが示されなければなりません。ドスタルリマブは、他のがん種の治療についても試験が行われています。
・プラチナ製剤による化学療法で治療されたが、効果がなかったもしくはこれ以上効果のない子宮内膜がん
・他の治療法で治療中または治療後に増悪し、他の療法で治療できない固形がん
ドスタルリマブは、FDAの迅速承認プログラムの下で承認されています。承認の条件として、検証的試験により本剤がこれらの患者に臨床的有用性をもたらすことが示されなければなりません。ドスタルリマブは、他のがん種の治療についても試験が行われています。
ベムラフェニブとコビメチニブの併用は稀少な頭蓋咽頭腫の治療に有効
2023年8月28日
米国国立がん研究所(NCI) がん研究ブログ稀少であるが致命的な、乳頭型頭蓋咽頭腫と呼ばれる脳腫瘍の患者の有効な新治療の選択肢が、小規模な臨床試験の結果を受けて間もなく登場する可能性が...
OPPA療法
2023年8月28日
このページではOPPA療法の簡単な解説と、本治療薬の薬剤名にリンクがある場合は各種薬剤の情報がご覧いただけます。
OPPA療法で使用される薬剤
O=硫酸ビンクリスチン
P=塩酸プロカルバジン
P=プレドニゾン
A=塩酸ドキソルビシン(アドリアマイシン)
OPPA療法で使用される薬剤
O=硫酸ビンクリスチン
P=塩酸プロカルバジン
P=プレドニゾン
A=塩酸ドキソルビシン(アドリアマイシン)
OFF療法
2023年8月28日
このページでは、OFF療法の簡単な解説と、本療法の薬剤名にリンクがある場合は各種薬剤の情報がご覧いただけます。
OFF療法に用いられる薬剤
O =オキサリプラチン
F =フルオロウラシル
F =ロイコボリンカルシウム(フォリン酸)
OFF療法に用いられる薬剤
O =オキサリプラチン
F =フルオロウラシル
F =ロイコボリンカルシウム(フォリン酸)
Oxaliplatin[オキサリプラチン]
2023年8月28日
オキサリプラチンは、以下の治療に他剤との併用で承認されています。
・進行した結腸直腸がん。
・ステージ3の大腸がん。がんを切除する手術を受けた患者に術後補助療法として使用されます。
・進行した結腸直腸がん。
・ステージ3の大腸がん。がんを切除する手術を受けた患者に術後補助療法として使用されます。
Osimertinib[オシメルチニブ]
2023年8月28日
オシメルチニブは、以下の治療に承認されています。
・非小細胞肺がん。腫瘍に特定の上皮成長因子受容体(EGFR)変異を有する成人患者に、腫瘍切除術後の補助療法として、転移疾患に対する初回治療として、または他のEGFRチロシンキナーゼ阻害薬による治療中または治療後に増悪した転移疾患に対して使用されます。
・非小細胞肺がん。腫瘍に特定の上皮成長因子受容体(EGFR)変異を有する成人患者に、腫瘍切除術後の補助療法として、転移疾患に対する初回治療として、または他のEGFRチロシンキナーゼ阻害薬による治療中または治療後に増悪した転移疾患に対して使用されます。
Ondansetron[オンダンセトロン]
2023年8月28日
オンダンセトロンは、以下の予防に承認されています。
・化学療法、放射線療法および外科手術による吐き気および嘔吐。成人および小児患者に使用されます。
・化学療法、放射線療法および外科手術による吐き気および嘔吐。成人および小児患者に使用されます。
Omacetaxine Mepesuccinate[オマセタキシン]
2023年8月28日
オマセタキシンは、以下の治療に承認されています。
・慢性骨髄性白血病。チロシンキナーゼ阻害剤で治療できない、または少なくとも2種類のチロシンキナーゼ阻害剤による治療後に悪化した慢性期または移行期の疾患を有する成人患者に使用されます。
・慢性骨髄性白血病。チロシンキナーゼ阻害剤で治療できない、または少なくとも2種類のチロシンキナーゼ阻害剤による治療後に悪化した慢性期または移行期の疾患を有する成人患者に使用されます。
Olaparib[オラパリブ]
2023年8月28日
オラパリブは、以下の治療に承認されています。
・HER2陰性で、特定の生殖細胞系BRCA1/BRCA2遺伝子変異を有する転移した乳がん。成人患者に使用されます。
- 術前/術後化学療法による治療歴のある高リスク早期乳がん。補助療法として使用されます。
- 術前/術後化学療法、または転移がんに対する化学療法による治療歴のある転移がん。
・特定の生殖細胞系BRCA1/BRCA2遺伝子変異を有する進行卵巣がん。すでに3つ以上の他の化学療法を受けた成人患者に使用されます。
・上皮性卵巣がん、卵管がん、原発性腹膜がん。プラチナ製剤による化学療法に対して完全奏効か部分奏効が認められた成人患者に対する維持療法として使用されます。
- 特定の生殖細胞系または体細胞系BRCA1/BRCA2遺伝子変異を有する進行がん患者に初回維持療法として使用されます。
- ゲノム不安定性および特定の生殖細胞系または体細胞系BRCA1/BRCA2遺伝子変異を有する進行がん患者に初回維持療法としてベバシズマブと併用して使用されます。
- 再発がん患者に使用されます。
・膵臓がん。プラチナ製剤を含む化学療法による初回治療後に進行せず、特定の生殖細胞系BRCA1/BRCA2遺伝子変異を有する転移がんの成人患者に維持療法として使用されます。
・相同組換え修復経路に関与する特定の遺伝子に生殖細胞系または体細胞系変異を有する転移性去勢抵抗性(テストステロン値を低下させる治療法が奏効しない)前立腺がん。エンザルタミドまたはアビラテロンによる治療後に増悪した成人患者に使用されます。
・HER2陰性で、特定の生殖細胞系BRCA1/BRCA2遺伝子変異を有する転移した乳がん。成人患者に使用されます。
- 術前/術後化学療法による治療歴のある高リスク早期乳がん。補助療法として使用されます。
- 術前/術後化学療法、または転移がんに対する化学療法による治療歴のある転移がん。
・特定の生殖細胞系BRCA1/BRCA2遺伝子変異を有する進行卵巣がん。すでに3つ以上の他の化学療法を受けた成人患者に使用されます。
・上皮性卵巣がん、卵管がん、原発性腹膜がん。プラチナ製剤による化学療法に対して完全奏効か部分奏効が認められた成人患者に対する維持療法として使用されます。
- 特定の生殖細胞系または体細胞系BRCA1/BRCA2遺伝子変異を有する進行がん患者に初回維持療法として使用されます。
- ゲノム不安定性および特定の生殖細胞系または体細胞系BRCA1/BRCA2遺伝子変異を有する進行がん患者に初回維持療法としてベバシズマブと併用して使用されます。
- 再発がん患者に使用されます。
・膵臓がん。プラチナ製剤を含む化学療法による初回治療後に進行せず、特定の生殖細胞系BRCA1/BRCA2遺伝子変異を有する転移がんの成人患者に維持療法として使用されます。
・相同組換え修復経路に関与する特定の遺伝子に生殖細胞系または体細胞系変異を有する転移性去勢抵抗性(テストステロン値を低下させる治療法が奏効しない)前立腺がん。エンザルタミドまたはアビラテロンによる治療後に増悪した成人患者に使用されます。
Dexamethasone [デキサメタゾン]
2023年8月27日
デキサメタゾンは、炎症を軽減し、身体の免疫反応を抑制する(低下させる)ための使用に対して承認されています。
デキサメタゾンは、以下のタイプのがん治療において他剤との併用で使用されています。
・白血病
・リンパ腫
・多発性骨髄腫
・菌状息肉症(皮膚T細胞リンパ腫の一種)
デキサメタゾンは、がんに関連する次の症状の予防または治療においても単剤または他剤との併用で使用されています。
・貧血
・脳腫瘍に関連した脳浮腫(脳内での体液の蓄積)
・薬物過敏症(アレルギー反応)
・高カルシウム血症(血中カルシウム濃度の高値)
・血小板減少症(血小板数の低値)
デキサメタゾンは、その他の多くの疾患および病態の治療に単剤または他剤との併用で使用されています。また、多くのがん種やその他の病態の治療について試験が行われています。
デキサメタゾンは、以下のタイプのがん治療において他剤との併用で使用されています。
・白血病
・リンパ腫
・多発性骨髄腫
・菌状息肉症(皮膚T細胞リンパ腫の一種)
デキサメタゾンは、がんに関連する次の症状の予防または治療においても単剤または他剤との併用で使用されています。
・貧血
・脳腫瘍に関連した脳浮腫(脳内での体液の蓄積)
・薬物過敏症(アレルギー反応)
・高カルシウム血症(血中カルシウム濃度の高値)
・血小板減少症(血小板数の低値)
デキサメタゾンは、その他の多くの疾患および病態の治療に単剤または他剤との併用で使用されています。また、多くのがん種やその他の病態の治療について試験が行われています。
Ofatumumab[オファツムマブ]
2023年8月28日
オファツムマブは、以下の治療に単剤または他剤との併用で承認されています。
・慢性リンパ性白血病(CLL)
・本剤とは種類の異なる2つ以上の治療により完全または部分寛解している再発または進行性疾患の患者に延長治療として単剤で使用されます。
・疾患が再発した患者にフルダラビンとシクロホスファミドとの併用で使用されます。
・その他の薬剤では効果が見られなかった患者に単剤で使用されます。
・慢性リンパ性白血病(CLL)
・本剤とは種類の異なる2つ以上の治療により完全または部分寛解している再発または進行性疾患の患者に延長治療として単剤で使用されます。
・疾患が再発した患者にフルダラビンとシクロホスファミドとの併用で使用されます。
・その他の薬剤では効果が見られなかった患者に単剤で使用されます。
Obinutuzumab[オビヌツズマブ]
2023年8月28日
オビヌツズマブは、以下の治療に他剤との併用で承認されています。
・慢性リンパ性白血病(CLL)。CLLに対する治療歴のない患者にクロラムブシルとの併用で使用されます。
・濾胞性リンパ腫
・リツキシマブを含む治療後に再発した、または治療効果がみられなかった濾胞性リンパ腫の治療に、ベンダムスチンとの併用後にオビヌツズマブ単独で使用されます。
・Bulky 病変のある II 期、 III 期、IV 期濾胞性リンパ腫の成人患者に初回治療として化学療法との併用で使用されます。部分寛解以上が得られた患者は、その後オビヌツズマブ単独で治療します。
・慢性リンパ性白血病(CLL)。CLLに対する治療歴のない患者にクロラムブシルとの併用で使用されます。
・濾胞性リンパ腫
・リツキシマブを含む治療後に再発した、または治療効果がみられなかった濾胞性リンパ腫の治療に、ベンダムスチンとの併用後にオビヌツズマブ単独で使用されます。
・Bulky 病変のある II 期、 III 期、IV 期濾胞性リンパ腫の成人患者に初回治療として化学療法との併用で使用されます。部分寛解以上が得られた患者は、その後オビヌツズマブ単独で治療します。
Cisplatin[シスプラチン]
2023年8月27日
シスプラチンは、以下の治療に単剤または他剤との併用で承認されています。
・膀胱がん。手術あるいは放射線療法などの他の治療法でで治療できない進行がんを有する患者に単剤で使用されます。
・転移した卵巣がん。手術または放射線療法による治療歴がある患者には、他剤との併用で用いられます。標準化学療法で改善がみられず以前にシスプラチンの投与を受けたことがない患者に単剤で使用されます。
・転移した精巣がん。手術または放射線療法を受けたことがある患者に他の薬剤との併用で使用されます。
・膀胱がん。手術あるいは放射線療法などの他の治療法でで治療できない進行がんを有する患者に単剤で使用されます。
・転移した卵巣がん。手術または放射線療法による治療歴がある患者には、他剤との併用で用いられます。標準化学療法で改善がみられず以前にシスプラチンの投与を受けたことがない患者に単剤で使用されます。
・転移した精巣がん。手術または放射線療法を受けたことがある患者に他の薬剤との併用で使用されます。
Ciltacabtagene Autoleucel[シルタカブタジン オートルーセル]
2023年8月28日
シルタカブタジン オートルーセルは、以下の治療に承認されています。
・再発または難治性多発性骨髄腫。抗CD38モノクローナル抗体、プロテアソーム阻害剤、免疫調節剤を含む4種類以上の治療を受けた成人患者に使用されます。
・再発または難治性多発性骨髄腫。抗CD38モノクローナル抗体、プロテアソーム阻害剤、免疫調節剤を含む4種類以上の治療を受けた成人患者に使用されます。
Luspatercept-aamt[ラスパテルセプト]
2023年8月27日
ラスパテルセプトは、以下の治療に承認されています。
・特定の種類の骨髄異形成症候群または骨髄異形成・骨髄増殖性腫瘍によって起きる貧血。定期的な赤血球輸血を必要とし、赤血球造血刺激因子製剤が貧血に有効でないか、または赤血球造血刺激因子製剤で治療ができない成人患者に使用されます。
・特定の種類の骨髄異形成症候群または骨髄異形成・骨髄増殖性腫瘍によって起きる貧血。定期的な赤血球輸血を必要とし、赤血球造血刺激因子製剤が貧血に有効でないか、または赤血球造血刺激因子製剤で治療ができない成人患者に使用されます。
Lurbinectedin[ルルビネクテジン]
2023年8月27日
ルルビネクテジンは、以下の治療に承認されています。
・転移小細胞肺がん。プラチナベースの化学療法による治療中または治療後に疾患が悪化した成人患者に使用されます。
本適応は、FDAの迅速承認プログラムの下で承認されています。承認の条件として、検証的試験によりルルビネクテジンがこれらの患者に臨床的有用性をもたらすことが示されなければなりません。
・転移小細胞肺がん。プラチナベースの化学療法による治療中または治療後に疾患が悪化した成人患者に使用されます。
本適応は、FDAの迅速承認プログラムの下で承認されています。承認の条件として、検証的試験によりルルビネクテジンがこれらの患者に臨床的有用性をもたらすことが示されなければなりません。