2020年05月の記事一覧

1日に歩いた歩数が多いほど、全死因による死亡率は低下の画像

1日に歩いた歩数が多いほど、全死因による死亡率は低下

1日の歩数が多いほど、全死因死亡リスクが低下することが新たな研究で示された。米国国立がん研究所(NCI)および米国国立老化研究所(NIA)(いずれも米国国立衛生研究所の機関)の研究者、ならびに米国疾病管理予防センター(CDC) の研究者から
【COVID-19緊急時下での臨床試験実施に関するFDAガイダンス】の画像

【COVID-19緊急時下での臨床試験実施に関するFDAガイダンス】

◆下記は米国の食品医薬品局(FDA)のガイダンス全文です◆ COVID-19 による公衆衛生上の緊急時における 医薬品の臨床試験実施に関する 米国食品医薬品局(FDA)ガイダンス === 業界関係者、治験責任医師、治験審査委員会(IRB)向
CAR-T細胞療法の臨床試験増加を目指すNCIの取り組みの画像

CAR-T細胞療法の臨床試験増加を目指すNCIの取り組み

2010年、米国国立がん研究所(NCI)の研究チームはCAR-T細胞療法と呼ばれる新しい形態のがん治療で初の研究を発表し、進行したリンパ腫の患者で治療後にがんが「劇的に退縮した」一例について詳細に報告した。翌年には、ペンシルべニア大学の研究
FDAが多発性骨髄腫にダラツムマブとヒアルロニダーゼの合剤を承認の画像

FDAが多発性骨髄腫にダラツムマブとヒアルロニダーゼの合剤を承認

2020年5月1日、FDAは、新規に診断されたか、再発・難治性の多発性骨髄腫と診断された成人患者を対象に、ダラツムマブとヒアルロニダーゼ(販売名:DARZALEX FASPRO、Janssen Biotech, Inc.社)を承認した。本剤
高頻度変異グリオーマが免疫療法薬に応答しない機序が解明の画像

高頻度変異グリオーマが免疫療法薬に応答しない機序が解明

DNA変異数が多いがん細胞は、チェックポイント阻害薬とよばれるがんに対する免疫抑制を解除する薬剤への応答が良好であることが多い。しかし、グリオーマとして知られる悪性脳腫瘍は「高頻度遺伝子変異」であっても免疫療法薬にほとんど応答しないことが新
セルメチニブが神経線維腫症1型の小児患者の転帰を改善の画像

セルメチニブが神経線維腫症1型の小児患者の転帰を改善

セルメチニブが遺伝性疾患である神経線維腫症1型(NF1)の小児患者の転帰を改善することが第2相臨床試験の結果から示された。本試験では、セルメチニブの投与によりNF1患者で発生する叢状神経線維腫という手術不能な神経線維腫症1型腫瘍の縮小や、痛